2023.9.17 「山口神社秋季例大祭」

祭神は、天照大神(あまてらすおおみかみ)と、食物・穀物を司る豊受大神(とようけのおおかみ)。山口県からの移住者が伊勢神宮の遥拝所として設けたのが最初なのだとか。手稲にある「山口神社」の秋季例大祭にお招きいただき、演奏を奉納してきました。

この神社の神事とされているのが(山口)風雪太鼓。そうなんです。栗山みのり太鼓が懇意にさせていただいている風雪太鼓さんの本拠地です。コロナ禍の影響もあり、ほんとうに久しぶりの訪問となりました。こじんまりとした神社ですが、神さび(かむさび=神々しい雰囲気)た、心地のいい場所で4曲、披露させていただきました。

「躍動」左右に渡る打ち方が特徴です。
「白煌」多くの方への感謝と、励ましの気持ちを込めて。
「錦祭」まつりを盛り立てる軽快な一曲です。
「みのり太鼓 揃い打ち」五穀豊穣への願い込めた定番曲です。

演奏の後、帰路に着く途中で雨が降ってきました。会場は大丈夫だろうか・・・。にわかに心配になりましたが、風雪太鼓さんのブログによれば、なんとか雨に当たらずに済んだようです。https://ameblo.jp/kariudutachi/entry-12820896672.html

久々の演奏、やっぱりお祭りの太鼓はいいものです。そう、改めて感じられた1日でした。風雪太鼓のみなさん、演奏に耳を傾けて下さった山口のみさん、ありがとうございました。また、来年!

<仮面ライターT>

2023.8.15「おびひろ平原まつり/第25回平原・太鼓まつり」

お盆も中日を過ぎると、急速に空気が冷え、一気に秋模様へと季節が移っていきます。繋ぎトンボの大群、昼夜問わず鳴くコオロギ、まだ高校野球終わっていないのに学校が始まる切なさ……。あーあ、夏も終わりか、とため息をついたものです。それが近年は、8月下旬の声を聞いても30℃超え。温暖化、というのはよくわかりませんが、ともかく、10年前とはすっかり変わってしまった感じがする8月15日。ほんとうに久々、おびひろ平原まつりの「平原・太鼓まつり」に参加させていただきました。なんと、あの藤丸さんが閉店し、心なしか寂しさも漂う大通りでしたが、道内各地、腕利の太鼓チームが結集し、夏の日を盛り上げました。帯広が始めてのメンバーもおり、緊張のなかにも晴れがましい気持ちで、他のチームの熱演からも刺激を受け、演奏させていただきました。

帯広市民文化ホールでのリハーサル、代表演奏。すでに、ちょっと緊張気味です。
全北海道太鼓チーム合同曲「山彦」
「雅曲〜『臨』」
「白煌」
「錦祭」
「みのり太鼓 揃い打ち」
北海道太鼓連盟合同曲「絆」「飛躍」「春爛漫」と各チーム代表による演奏では、普段は感じることのできない響きのなか、曲想について、技術について考えるきっかけにもなったようです。

十勝晴れとはならず、薄曇りのなかでの「平原・太鼓まつり」でしたが、おかげで帯広ならではの暑さも和らぎ、コンディションとしてはとてもよく、各チームともいきいきとした演奏を披露していました。沿道からは大きな歓声と拍手。こちらもうれしくなりました。

お互いに日頃から切磋琢磨している姿を垣間見、演奏技術に耳を凝らし合う機会は、レベルアップにも、そして何よりもモチベーションアップにはまたとない機会であることが実感されました。事務局のみなさん、北海道太鼓連盟のみなさん、そして帯広のみなさん、ありがとうございました!

今回は、ちょっとまじめな<仮面ライターT>