2023.8.15「おびひろ平原まつり/第25回平原・太鼓まつり」

お盆も中日を過ぎると、急速に空気が冷え、一気に秋模様へと季節が移っていきます。繋ぎトンボの大群、昼夜問わず鳴くコオロギ、まだ高校野球終わっていないのに学校が始まる切なさ……。あーあ、夏も終わりか、とため息をついたものです。それが近年は、8月下旬の声を聞いても30℃超え。温暖化、というのはよくわかりませんが、ともかく、10年前とはすっかり変わってしまった感じがする8月15日。ほんとうに久々、おびひろ平原まつりの「平原・太鼓まつり」に参加させていただきました。なんと、あの藤丸さんが閉店し、心なしか寂しさも漂う大通りでしたが、道内各地、腕利の太鼓チームが結集し、夏の日を盛り上げました。帯広が始めてのメンバーもおり、緊張のなかにも晴れがましい気持ちで、他のチームの熱演からも刺激を受け、演奏させていただきました。

帯広市民文化ホールでのリハーサル、代表演奏。すでに、ちょっと緊張気味です。
全北海道太鼓チーム合同曲「山彦」
「雅曲〜『臨』」
「白煌」
「錦祭」
「みのり太鼓 揃い打ち」
北海道太鼓連盟合同曲「絆」「飛躍」「春爛漫」と各チーム代表による演奏では、普段は感じることのできない響きのなか、曲想について、技術について考えるきっかけにもなったようです。

十勝晴れとはならず、薄曇りのなかでの「平原・太鼓まつり」でしたが、おかげで帯広ならではの暑さも和らぎ、コンディションとしてはとてもよく、各チームともいきいきとした演奏を披露していました。沿道からは大きな歓声と拍手。こちらもうれしくなりました。

お互いに日頃から切磋琢磨している姿を垣間見、演奏技術に耳を凝らし合う機会は、レベルアップにも、そして何よりもモチベーションアップにはまたとない機会であることが実感されました。事務局のみなさん、北海道太鼓連盟のみなさん、そして帯広のみなさん、ありがとうございました!

今回は、ちょっとまじめな<仮面ライターT>

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