半ドン、という言葉をすっかり聞かなくなりました。
思えば、小さい頃は学校も企業も、役場だって土曜日の午前中は登校、出勤、登庁して勉強したり、働いたり。午後からクラブ活動がある日は、特別にお弁当をつくってもらうのが楽しみだったものです。
それが、今は週休2日制が当たり前。いい時代になったものですが、その分、1週間が過ぎるのが早くなったみたいで、逆にせわしない感じがしたり……。えー、何を言いたいかというと、そうなんです、演奏から1週間、ほんとに丸々1週間、アップが遅れてしまったのは、そもそも週休2日制のせい、じゃないですね、すいません。
というわけで、今年も「北海道和太鼓ユースフェスティバル」が開催されました。高校生以下の打ち手だけが参加できるこの競技会、今回は江別市民会館が舞台。ユースに出場したのは4団体でしたが、総勢10団体がまさに道内各地から参集、お互いの元気な顔を喜び合うとともに、それぞれ、一層磨きをかけた演奏を披露する賑やかな1日となりました。
【出場団体】
帯広市郷土芸能平原太鼓
ほろむい太鼓同士会
風雪太鼓
江別見晴台鼓楽会豊太鼓
(出場順)
北海道の太鼓界、その明日を担う若手による、熱の籠った演奏の後は、この日のために羽幌、北見など遠方からも駆けつけてきた、腕自慢たちが、それぞれ特色ある演奏を披露しました。
全団体の演奏が終わり、熱気冷めやらぬ会場に、涼しげな笛の音。篠笛師範・山口千那(せんな)さんがゲスト出演し、「萩の山唄」、「羽衣」、「アメイジンググレイス」、「蒼空」の4曲を演奏してくれました。お祭りでしか聴く機会のない篠笛、太鼓の力強さとは対照的な繊細な音色が印象的でした。
親交を温めつつ、北海道太鼓連盟の合同曲演奏の後、いよいよ結果発表! どの団体が北海道知事賞・北海道太鼓連盟会長賞に輝いたと思いますか? おわかりの方はdボタンでお答えください……はいはい、まいじめにやります。
今年は、「風雪太鼓」さんが、その栄誉を手にしました。おめでとうざいます! とはいえ、他団体との得点は僅差だったそうで、レベルの高い争いとなった今年のフェスティバルでした。
さて、それから1週間。当日の興奮にじっくり浸る、とてもいい時間でした、というのはもちろん、言い訳で…。今後は、新鮮でとれたての情報をアップ(できるように、努力します)。
ともかく皆さん、また来年もお会いできることを、楽しみにしております。お疲れさまでしたっ!
<仮面ライターT>