ちょうど、2カ月前。
夕暮れ時を迎えても、蒸し暑さが残り、それが当日の印象を一層、強いものにしてくれました。
「くっちゃんじゃが祭り」。すでにして、懐かしい思いに感じるのは、まあ歳のせいかもしれませんが、いやはや、今回は寒かった!
「数日前、羊蹄山に初雪があって。ストーブですよ、ストーブっ!」と、地元のくっちゃん羊蹄太鼓保存会の某メンバー。ももひき、履いてきてヨカッタと、胸をなでおろして(ホントです)、今年の「北海道和太鼓フェスティバル」が始まりました。
サブタイトルは「鼓魂東西 和太鼓の響演」。2016年は、羊蹄太鼓保存会40周年記念、北海道和太鼓連盟30周年というメモリアル・イヤーとなり、道内各地から参集した24団体の演奏も、心なしか華やかで力強いものに聞こえました。
出番前に、腹ごしらえ!
くっちゃんのじゃがいもがゴロゴロ入った、カレーです。
お腹が一杯になり、ちょっと、おだっています。
オープニングを飾った「北陽羊蹄太鼓少年団・くっちゃん羊蹄太鼓保存会育成部」。
子どもたちの元気な表情が印象的でした。
くっちゃん太鼓保存会・岡本孝義会長、北海道太鼓連盟会長・今井和男会長よりごあいさつ。
太鼓を打つ鬼、一緒に打ちたくてちょっかいをだす黒子との掛け合いがユーモラスだった「初っ切り」。
鬼は橋本流地獄太鼓和太鼓會創始者の橋本光司氏、黒子は風雪太鼓代表の松森剛氏。
*果報は寝て待て、急がば回れ、棚からぼたもちなどと申しますが(三つ目はちょっと違いますが)、アップにもたもたしていたお陰で、北海道日本ハムファイターズ、日本シリーズ進出決定! 三曲目の白煌が効いたんですね(きっと)。以上、10月16日現在でした。
さて、今回も、羊蹄太鼓保存会鼓流のみなさまには、大変お世話になりました。
また、北海道太鼓連盟の開催に当たって準備から運営まで、お疲れさまでした。
倶知安町は、地元の創作太鼓を、全国に先駆けて無形民俗文化財に指定した「太鼓のまち」。
羊蹄太鼓の創始者である髙田緑郎氏への敬意と感謝を心に刻むとともに、太鼓に関わっている幸せを再認識させていただけた1日でした。
会場では、「ロクちゃん人形」がずっと、見守ってくれていました。
鼓流さんのジャンプも、いつもより8cmは高かったようです。
ほんとうにありがごうざいましたっ!
<仮面ライターT>