大締の補修も終盤ですが、4月にマフラーが断絶していたのを補助する為に消音器(太鼓部分)を針金で吊っていた時に足廻り部分と思われるパーツが腐食により無くなっているのを発見しました。
3分割になってるパーツで、リーフスプリングに掛かる力をフレームに伝える重要な部分です。
なるほど、3分割にしないとボディにアタってしまい取り替えられないんですね!
3年前にも後ろ側のリーフスプリングの付け根のパーツを同じく腐食による劣化で取り替えた修理工場に相談すると修理が難しくて出来ないので、まず、デーラーで見積もってもらってから相談に来てみたら?という返事でした。 デーラーにお勤めの方に問い合わせたところ、ボデイを下ろして外注すると思うので、別のマイクロを買うほど掛かると思う。との事でした。
この際、別の介護用のマイクロを探しましたが、結構お高く、また、数が少なくて困ってしまいました。 保有免許が中型(限定解除)なので免許フルサイズの11t 29名に改造して乗れるバスを作ってもらう事にし、バス関連会社に相談しお願いしました。
しかしながら、大きさの規定もあるらしいので、すぐには見つから無いでしょうし、マイクロの車検も5月末に切れてしまうので、取り敢えずマイクロを自分で修理して車検を取り、ゆっくり新しいバスを探す事にしました。 もし修理出来れば後2、3回車検が取れるような直し方をしようと思いました。
腐ったバイブ自体は右から左に中が覗ける状態ですので、パイプの中に厚手のパイプを叩き込んで溶接すれば良いんですが、ボディが邪魔しています。 駄目で元々、ボディに穴を開けて鉄工所から分けてもらったパイプを叩き込み角度がねじれてるので真ん中まで行った所で、ジャッキアップして反対側のパイプに差し込みました。
古いタイプの4WDのおかげで、車高が高くフレームの間では座れる程の空間があったので作業が出来たのだと思います。
溶接は全く自信が無いのですが、取り敢えずおっかなびっくり溶接しましたが、強度が足りないと思い鉄工所のプロに重ねて溶接して頂きました。
ボディに空けた穴もリベットで塞ぎ、断絶していたマフラーパイプも丁度被さるパイプを見つけたので差し込んで置き車検整備の時にガス溶接して頂きます。
正式な見積もりを頂きませんでしたが、修理に数十万掛かったと思われましたが、今回の修理には、パイプ代1,000円 溶接代4,000円 リベット工具2,000円 の合計7,000円と自分の汗、連休4日間 で修理出来て良かったです。 本日、車検に出しました。