2023.9.24「栗山天満宮例大祭」

「道内最大規模」というのは、決して誇張ではないそうです。札幌、旭川と大都市の秋祭りを巡った露店商の方々が、最後に立ち寄るのがわが栗山町。250もの露店が大集結し、道内でも有数の数と賑わいとなっています。今年は、新型コロナウイルス感染症がインフルエンザと同じ5類となったこともあり、待ちわびていた多くの人出と喧騒、楽しそうな笑顔がまちなかにあふれていました。9月24日〜26日にかけて開催された「栗山天満宮例大祭」。お宮さんにとっても、1年のうちでもっとも大きな例祭、その奉納演奏とYOSAKOIソーラン奉納演舞&パレードで演奏を行いました。

奉納演奏として披露させていただいたのは6曲。大勢のお客さんに見守られながら、お清めの意味も込めてバチを振り下ろしました。

奉納1 「雅曲〜『臨』」
奉納2 「北の賑わい」
奉納3 「躍動」
奉納4 「白煌」
奉納5 「錦祭」
奉納6 「みのり太鼓 揃い打ち」

太鼓の奉納に続いて、YOSAKOIソーラン演舞の奉納。今年からサポートさせていただいている「遖〜あっぱれ〜」も登場!

栗山天満宮での、賑々しい演奏の後は、露店が居並ぶ駅前通りで「YOSAKOIソーラン in 栗山秋まつり2023」がスタート。北海道街商協同組合の主催により開催されているこのイベント。北海道内各地から20ものチームが参加し、3本のパレードが行われ、まさに身動きできないほどの人出で最高潮に盛り上がりました。もちろん「遖〜あっぱれ〜」も参戦! 熱のこもった演舞を披露しました。

さっそうと定位置へ。
演舞に合わせながらの演奏。
札幌第一高校吹奏楽部の、華麗な演奏!
キレのある演舞!

いつもは正直、ちょっと静かな駅前通りが、大音響と華麗な演舞、そしてそれを見守る人たちの熱気で、なんだか別世界にでもいるような、心から楽しい気分になりました。これでまた、無病息災間違いなし! 明日からの力をもらいました。「遖〜あっぱれ〜」のみなさん、まつりを盛り立ててくれた露店商のみなさん、演奏を聞いてくださったみなさん、ありがとうございましたっ。

<仮面ライターT>

2023.9.18「継立神社秋祭り」

猛暑だ、熱帯夜だ、気候変動はこの先どうなるんだ、いや、とにかくまずはビールだと大騒ぎの夏(個人的に)もやがて峠を越え、一気に秋模様となった9月18日、継立神社秋祭りで演奏させていただきました。コロナ禍の影響で、すっかり間が空いてしまいましたが、行動制限も緩和されるなか、奉納太鼓を叩かせていただく機会をまた与えていただき、感謝、感謝の夜でした。

日も暮れかかった、会場の南部公民館のあちこちから、もくもくと上る煙、そして香ばしいジンギスカンの匂い・・・。さっそく、お腹も空いてきましたが、まずは演奏、演奏。この日は、6曲を披露させていただきました。

北海道太鼓連盟合同曲「飛躍」
空知太鼓連盟合同曲「北の賑わい」
栗山英樹元監督・北海道日本ハムファイターズ応援曲「白煌」
小林酒造の酒蔵まつりをイメージした「錦祭」
五穀豊穣の願いを込めた定番曲「みのり太鼓 揃い打ち」
全北海道太鼓チーム合同曲「山彦」

夜のとばりがおりるなか、どこか幻想的な、厳粛なイメージも漂う会場に太鼓の響きをお届けできたことは、地元の太鼓として、とても光栄なことでした。実行委員会の皆さま、会場で耳を傾けていただいた皆さま、ありがとうございました! 打ち手にはたくさんのお土産も。重ねて感謝いたします。来年も、元気でお会いしましょう!

<仮面ライターT>

2023.9.17 「山口神社秋季例大祭」

祭神は、天照大神(あまてらすおおみかみ)と、食物・穀物を司る豊受大神(とようけのおおかみ)。山口県からの移住者が伊勢神宮の遥拝所として設けたのが最初なのだとか。手稲にある「山口神社」の秋季例大祭にお招きいただき、演奏を奉納してきました。

この神社の神事とされているのが(山口)風雪太鼓。そうなんです。栗山みのり太鼓が懇意にさせていただいている風雪太鼓さんの本拠地です。コロナ禍の影響もあり、ほんとうに久しぶりの訪問となりました。こじんまりとした神社ですが、神さび(かむさび=神々しい雰囲気)た、心地のいい場所で4曲、披露させていただきました。

「躍動」左右に渡る打ち方が特徴です。
「白煌」多くの方への感謝と、励ましの気持ちを込めて。
「錦祭」まつりを盛り立てる軽快な一曲です。
「みのり太鼓 揃い打ち」五穀豊穣への願い込めた定番曲です。

演奏の後、帰路に着く途中で雨が降ってきました。会場は大丈夫だろうか・・・。にわかに心配になりましたが、風雪太鼓さんのブログによれば、なんとか雨に当たらずに済んだようです。https://ameblo.jp/kariudutachi/entry-12820896672.html

久々の演奏、やっぱりお祭りの太鼓はいいものです。そう、改めて感じられた1日でした。風雪太鼓のみなさん、演奏に耳を傾けて下さった山口のみさん、ありがとうございました。また、来年!

<仮面ライターT>

2023.8.15「おびひろ平原まつり/第25回平原・太鼓まつり」

お盆も中日を過ぎると、急速に空気が冷え、一気に秋模様へと季節が移っていきます。繋ぎトンボの大群、昼夜問わず鳴くコオロギ、まだ高校野球終わっていないのに学校が始まる切なさ……。あーあ、夏も終わりか、とため息をついたものです。それが近年は、8月下旬の声を聞いても30℃超え。温暖化、というのはよくわかりませんが、ともかく、10年前とはすっかり変わってしまった感じがする8月15日。ほんとうに久々、おびひろ平原まつりの「平原・太鼓まつり」に参加させていただきました。なんと、あの藤丸さんが閉店し、心なしか寂しさも漂う大通りでしたが、道内各地、腕利の太鼓チームが結集し、夏の日を盛り上げました。帯広が始めてのメンバーもおり、緊張のなかにも晴れがましい気持ちで、他のチームの熱演からも刺激を受け、演奏させていただきました。

帯広市民文化ホールでのリハーサル、代表演奏。すでに、ちょっと緊張気味です。
全北海道太鼓チーム合同曲「山彦」
「雅曲〜『臨』」
「白煌」
「錦祭」
「みのり太鼓 揃い打ち」
北海道太鼓連盟合同曲「絆」「飛躍」「春爛漫」と各チーム代表による演奏では、普段は感じることのできない響きのなか、曲想について、技術について考えるきっかけにもなったようです。

十勝晴れとはならず、薄曇りのなかでの「平原・太鼓まつり」でしたが、おかげで帯広ならではの暑さも和らぎ、コンディションとしてはとてもよく、各チームともいきいきとした演奏を披露していました。沿道からは大きな歓声と拍手。こちらもうれしくなりました。

お互いに日頃から切磋琢磨している姿を垣間見、演奏技術に耳を凝らし合う機会は、レベルアップにも、そして何よりもモチベーションアップにはまたとない機会であることが実感されました。事務局のみなさん、北海道太鼓連盟のみなさん、そして帯広のみなさん、ありがとうございました!

今回は、ちょっとまじめな<仮面ライターT>