仮面ライターT のすべての投稿

頼りになるライターさん

2025.8.30「納涼祭」

介護老人保健施設「ガーデンハウスくりやま」、朝日町内会、朝日4丁目町内会、朝日湯地中央まちづくり協議会合同の「納涼祭」が、今年も開催されました。会場は、栗山町総合福祉センターしゃるる駐車場。例年はお盆前に行われていましたが、猛暑化する夏を避けて下旬開催となっています。この日は、朝まで雨模様。午後一番の開始時間までに上がるかどうか、気を揉みましたが、なんとか演奏することができました。会場では、町内会の方々が焼き鳥などを提供していたほか、キッチンカーもやってきて賑やかななかでの幕開けとなりました。

1. 白煌
2. 錦祭
3. 絆
4. 新曲「桜華」。2回目のお披露目です!
5. 躍動
 
6. みのり太鼓揃い打ち

「くりやまoh!! 夢乱咲」によるよさこい演舞やライブなどもあり、会場は賑わいをみせていました。地域の方々の前で演奏することは、栗山みのり太鼓にとって、まさに基本。さらに演奏の質を高め、楽しんでいただけるように取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。関係者の皆さま、ありがとうございました!

<仮面ライターT>

2025.8.15『帯広平原まつり「おびひろ・太鼓まつり」』

2023年は「湧き上がるものを信じる」。2024年、「汗をかけ、と山が言っている」。そして今年、2025年は「魅せる、帯広の夏力」。なかなか、キャッチーですし、視点が毎年、違うというのもユニークです。これらは、帯広市で昭和22年から続く「帯広平原まつり」の年ごとのテーマです。訴えている内容以前に、この祭りへの熱量を感じます。で、実際に、もう中心市街地すべてがお祭り、という活気のあるイベントです。「おびひろ・太鼓まつり」は、栗山みのり太鼓も加盟している北海道太鼓連盟のメンバーを中心に、道内各地から集まった太鼓団体がメインストリートにずらりと並び、変わるがわる演奏を行うという道内でも有数の太鼓のおまつり。今年も、満を持して参加させていただきました。

演奏は、合同曲「山彦」→各団体演奏→合同曲「飛躍」→各団体演奏→合同曲「絆」→各団体演奏→合同曲「春爛漫」・「山彦」という構成で行われました。合同曲は、その名のとおり全団体で一斉に叩きますが、各団体演奏はいくつかのグループごとに、同時に行っていくというスタイル。1時間半近くにわたり、太鼓の音が会場中にこだましていました。

合同曲「山彦」からスタート。この模範演奏を見ながら、各団体が合わせます。距離があり、音にタイムラグが出るところをどう調整するか。見どころの一つです。
山彦
白煌
錦祭
合同曲「飛躍」
躍動
合同曲「絆」
雅曲〜「臨」
合同曲「春爛漫」
合同曲「山彦」

道内でも、夏の気温が上がる帯広。湿度が高く、暑さも厳しいなか、無事、演奏を終えることができました。他団体からも、いろいろな刺激を受け、演奏の鍛錬にもなったと思います。地元で、この集まりを実務的に支えてくださっている帯広平原太鼓のみなさん、帯広のまつり推進委員会のみなさん、そして暑いなか沿道で拍手を送ってくださったみなさま、本当にありがとうございました!

演奏服ではない、ステキな方は、誰でしょう・・・。

<仮面ライターT>

2025.8.9「ホテルパラダイスヒルズ 盆踊り大会」

太鼓にも、シーズンがあります。夏休みもあり、お盆もあって、お祭りやイベントなどが盛んに行われる夏場は〝繁忙期〟と言ってもいいかもしれません。とてもありがたいことなのですが、打ち手にとっては体調管理にも気を使います。午前中に「JAそらち南農業祭」で演奏させていただいた(前のブログをご覧ください)同じ日、夕方から「ホテルパラダイスヒルズ盆踊り」で演奏を行いました。プロ野球でさえ最近はダブルヘッダーはすっかりなくなるなか、乃木坂とか桜坂とかに匹敵する忙しさ。でも、演奏機会が多い=技術向上につながると、打ち手は皆、前向きです(ですよね・・・)。

ともかく、毎年、演奏機会をいただき、わがみのり太鼓にとって恒例となりつつある盆踊り。ホテルに併設された、さくらキャンプ場を利用している方々にも聴いていただけることが、この盆踊りの特徴。栗山みのり太鼓の名前と曲を、広く知ってもらえるありがたいチャンスでもあるのです。今年は少し、機嫌の悪そうな天候でしたが、演奏時には落ち着き、心地よい夕暮れの風を感じながら5曲、叩かせていただきました。

緑が広がるキャンプサイト。心地よさそうです。
会場では、縁日が行われていました。
1. 白煌
2. 錦祭
3. 躍動
4. みのり太鼓揃い打ち

栗山みのり太鼓の定番曲「みのり太鼓揃い打ち」で締めた後、メンバーがつくった新曲を披露させていただきました。姉妹のメンバーが、半年間を費やして仕上げた曲の名前は「桜華」。さくらキャンプ場にちなんだ曲を、とホテルパラダイスヒルズさんより依頼があり、新曲の完成となりました。キャンプに訪れた方々に、楽しんでほしい。そんな想いを込めたという桜華。桶太鼓という、かつぎ太鼓とリズムをとるチャッパ(鳴りもの)の響きが軽快な、楽しい曲です。今後、演奏する機会も増えると思いますので、ぜひ、どこから演奏を聴いていただければと思います!

制作担当者、あいさつ。演奏より、恥ずかしそうです。
5. 桜華
代表がこつこつ手づくりした桶太鼓、活躍の場が増えそうです。

新曲の初披露も終わり、夕暮れが近づくなか、盆踊りがスタート。曲に合わせてメンバーが太鼓を合わせました。最後まで踊った子どもたちには、プレゼントがあるとあって、さっそく、輪に加わるメンバーも。お客さん以上に、楽しんでいたようです。ホテルパラダイスヒルズのみなさま(食事までいただきました!)、演奏に耳をかたむけてくださったみなさま、ありがとうございました。

<仮面ライターT>

 

2025.8.9「JAそらち南農業祭」

「栗山みのり太鼓」という名前は、栗山町農業協同組合(現・そらち南農業協同組合)の組合長、高田正一氏に命名いただいたものです。空知の米どころである栗山町において、豊かな実りを喜ぶ気持ちと、地域の発展を願う思いが込められています。まさに栗山みのり太鼓の原点といえるJAそらち南、恒例の農業祭で、オープニングアクトととて演奏をさせていただきました。自然と力が入ります。演奏開始時には、農業祭のスタートを待ちきれない来場者の方々で賑わっていました。そのお目当ては・・・じゃがいも・たまねぎの詰め放題! もうほんとうに、というほどの物価高のなか、500円で詰め放題はかなりの高ポイント。思わず、カメラを置いて列に並びかけたところで、1曲目「白煌」のカウントをとる大締め太鼓の音が聞こえ、ふっと我に帰りました。危ない、危ない。

1. 白煌
2. 錦祭
3. 楓希悠晴
4. 躍動
5. みのり太鼓揃い打ち

演奏が進むにつれて、どんどん、いい匂いが漂ってきました。打ち手・スタッフもチケットをいただき(ありがとうございます!)、演奏後に堪能しました。

夏の雲が浮かぶ青空が、実りの時期を祝福しているようでした。JAの皆さま、関係者の皆さま、そして演奏を聴いてくださったみなさま、ありがとうございました。

<仮面ライターT>

2025.8.3「錦12区町内会七夕まつり」

空知の「炭鉱」、室蘭の「鉄鋼」、小樽の「港湾」。北海道の近代化を支えたこの三つの産業と鉄道、地域、歴史の物語が2019年、日本遺産に認定されました。名付けて「炭鉄港」(たんてつこう)。栗山町もこの炭鉄港を構成するまちとなっており、その構成文化財として小林酒造の歴史的建造物群があります。坑夫に愛されたお酒、そして酒蔵は今でも人々を魅了しています。ちょっと、教科書っぽいですが、この小林酒造内で毎年、開催されている町内会の七夕まつりに、今年も読んでいただきました。とても暑い日で、打ち手は栗山みのり太鼓のスーパートランスポートデラックスバスで涼を取りつつ、演奏させていただきました。小林酒造で毎年4月に開催している酒蔵まつりをイメージした「錦祭」から演奏スタート。

1. 錦祭 
2. 白煌
3. 絆
4. 躍動

ここでちょっと休憩。会場では、スイカ割りなど子どもたちが楽しめるイベントなども行われていました。

後半も、「錦祭」ほか4曲を聴いていただきました。

1. 錦祭
2. 楓希悠晴
3.  山彦
4. みのり太鼓揃い打ち

空の青さは、少しだけ色褪せたように見えましたが、演奏が終わることになっても暑さは退かず。そんななか、たくさん拍手で耳を傾けていただいた町内会の皆さま、今年もありがとうございました!

<仮面ライターT>

2025.8.9『「くっちゃん じゃが祭り」じゃが百人太鼓』

異常気象、などと言われはじめて、もうだいぶ経つような気がしますが、今夏の猛暑は、統計的にも突出しているのだとか。9月に入っても、関東では35℃越えが続いています。お盆が過ぎ、高校野球が終わると一気に気温が下がる北海道も、さすがに朝晩は涼しいものの20℃代後半の日があり、なんだかいつまでも夏気分。そのせいか、秋なんだから夏のイベントは早くまとめよう、という焦りも薄く、いやはや、8月上旬のイベントから遅れに遅れており……と気候に転嫁するのは無理がありますね、すいません。

というわけで、1カ月前を思い出しつつ、「くっちゃんじゃがまつり」から。倶知安町特産のじゃがいもの豊作を祝い、農家の方々に感謝するお祭りとして、戦後間もない、昭和23年に始まったというこのお祭り。倶知安町を代表するイベントとなっています。1,000人の踊り子が練り歩く千人踊りが名物ですが、ひと桁少ないものの北海道内から太鼓団体が集まる「じゃが百人太鼓」に、今年もお誘いいただきました。町の無形民俗文化財になっている「羊蹄太鼓 鼓流」さんの演奏を日頃から聴き、耳の肥えた町の方々の前で演奏するのは、付き添いのTでさえちょっと緊張しますし、打ち手にとってはよい刺激とになっています。

今年は3曲、演奏させていただきました。演奏前からすごい人。モチベーションも高まります。

1. 躍動
2. 白煌
3. みのり太鼓揃い打ち

演奏の後は、鼓流さんの計らいにより、打ち手は出店で思い思いに、アイスや飲み物、食事まで! 楽しませていただきました。倶知安町のキャラクター・じゃが太の出没、メイン通はお祭り気分全開、でした。

こちは、羊蹄太鼓の創設者、高田緑郎さん(通称「太鼓のロクさん」)のキャラクターTシャツ。鼓流代表・鈴木さんの背中を盗撮しました。

日も暮れてくると、いよいよ、アレの時間。団体ごとの演奏終了を待って始まる「エンドレス羊蹄太鼓」です。各団体のメンバーから、町の人たちまで、誰もが自由に参加してまさにエンドレスで太鼓を叩きます。くっちゃんじゃがまつり、ならではのイベント、打ち手同士の交流の場にもなっています。

昼間の暑さがおさまり、心なしか涼しい風も吹くなか、太鼓のビートがこだましていました。見ているだけで楽しい夏まつり。ワクワクする時間をありがとうございました。

「羊蹄太鼓 鼓流」のみなさん、倶知安町のみなさん、ありがとうございました。また来年!

<仮面ライターT>

2025.7.26「和太鼓フェスティバルin静内」

日高山脈襟裳国定公園から日高山脈襟裳十勝国立公園へ。たくさん漢字が並んでいますが、北海道中央南部に連なる日高山脈とそ周辺エリアが、国定公園から、面積が倍以上に広がって国立公園になった、というお話。2024年6月のことなので、1年が過ぎたところです。今回、演奏に訪れた新ひだか町は、町域の山岳地帯がこの国立公園に属する、太平洋岸のまち。競走馬の一大産地として知られ、町内には馬にちなんだレリーフなんかが、あそこにも、ここにもあります。

この、新ひだか町で、夏の風物詩となっているのが、その名も「新ひだか夏まつり」。7月下旬の本まつりに始まり、七夕こどもまつり、星空ビアガーデン、静内川花火大会、三石漁港花火大会と、お盆まで日を変えてイベントが行われます。この半月あまり、まちにはなんとも楽しい雰囲気が溢れているのだとか。そんな夏のスタートを飾る本祭りで毎年、開催されている『和太鼓フェスティバルin静内』に今年もご招待いただきました。

今年は、地元の「静内染退(シベチャリ)太鼓」を含めて、道内各地から13の太鼓団体が参加。それぞれ、長年にわたって腕を磨いてきた、厳選された自信曲を順に披露したほか、北海道太鼓連盟合同曲・山彦を演奏。御幸通りというメインストリートを通行止めにした会場全体に、太鼓の響きが、まさに山びこのように響き渡りました。わがみのり太鼓は「躍動」、「白煌」の2曲を、力一杯演奏させていただきました。

チーム紹介。決まりました。
躍動/2つの太鼓を叩く「渡り打ち」が特徴の、リズミカルで迫力のある曲です。
白煌/知る人ぞ知る? 栗山英樹元監督の応援歌。スピード感が特徴です。

演奏の前には、恒例となった静内神社へのお参り。全員でイベントの無事終了、演奏技術の向上、息災などお祓いを受けました(ちょっとよくばり?)。

合同曲・山びこ/パートに分かれたカノン(輪唱)が、山びこを思わせます。

「和太鼓フェスティバルin静内」は、今年ではや20回目。記念につくったといううちわをいただきました。ひだか町のみなさん、実行委員会のみなさん、そして静内染退太鼓のみなさん、今年もお世話になりました。お祭りに湧くまちの楽しい雰囲気にも触れさせていただきました。ありがとうございました!

「静内染退太鼓」さんの演奏。ありがとうございました。
こちらは、わがみのり太鼓のルーキー。神社でパワーをいただき、がんばりました。

<仮面ライターT>

2025.7.20「くりやま夏まつり」

初夏祭(のんのさんの縁日)が100年以上の歴史をもつ大聖寺さんのイベントなら(一つ前の投稿、ご覧ください)、こちらは半世紀の歴史。町の、夏の、恒例行事である「くりやま夏まつり」は、今回が第50回目! 長く生きていると、いろいろな歴史を見ることができるもので、まあ、悪くないかなと自分を慰める今日、この頃です。

50年の間に、開催内容も移り変わり、今年は豊年千俵引競争があったり、駅の近くのスケードボードパークでイベントがあったり、キッチンカーが集まったりと、時代の流れを感じますが、「かさおどり」、「銭だいこ」など郷土芸能も健在。ちなみにこの「かさおどり」、ワタクシTの年代が第一号だったんです(調べると年代がわかりますが・・・)。ともかく、そんな個人的には悲喜こもごもの夏まつり、わがみのり太鼓も「定番」の一つとして、今年も演奏させていただきました。今にも、ザッときそうな曇り空でしたが、太鼓の力でなんとか押し留めつつ、5曲を演奏。演奏機会の少ない「名曲」も含め、リズムと響きで会場を盛り上げました!

1. 白煌 栗山英樹監督の優勝パレードに合わせてつくった応援曲
2. 錦祭 酒蔵まつりの情景を表現した一曲
3. 楓希悠晴(ふうきゆうせい) 10年ほど前、中高生のメンバーがつくった豊かなフレーズの曲
4. 躍動 左へ右へと、太鼓を渡りながら打つ力強い曲
5. みのり太鼓揃い打ち 町の人なら誰でも聞いたことがある? 栗山みのり太鼓のテーマ曲

夏まつりが終われば、学校も夏休み。本州並みの暑さ記録する日も増える昨今、ゆっくり休んで・・・と言いたいところですが、これから秋口にかけては、町内はもとより道内各地へ赴いての演奏スケジュールが目白押し。子どもたちに、なんとかかんとか、ついて行きたいと、早寝早起きのTです。

ともかく、関係者および、盛大な拍手を送ってくださったみなさま、ありがとうございました。

<仮面ライターT>

2025.6.22「のんのさんの縁日『初夏祭』」

お寺さん、といえば、かつては子どもの遊び場でした。放課後にこっそり入っては、かくれんぼをしたり、時々、ケンカをしたり。なんとなく、静粛な雰囲気が、心地いいような、ちょっと怖いような。お寺の人に、何も言われなかったのは、やっぱり時代、でしょうか。

なんだか、その頃の気分を味わえるのが、毎年恒例、「のんのさんの縁日」です。会場は、栗山町継立の「大聖寺」さん。昭和6年に夕張で開教され、シューパロダムの建設にともなって現在地に移ってきた、という由緒ある曹洞宗(禅宗)のお寺です。このイベントも、今年で17回目。ライブ、YOSAKOIなどのステージイベントが行われたほか、今年は数多くのキッチンカーも集結。このあたりは現代風ですが、手づくり感たっぷりの温かなイベントに、50年前!!を思い出し、今回もほっこりした気分に浸りました。いい匂いも漂うなか、ぐっと唾を飲み込みながら、5曲、演奏させていただきました。

手作り感、たっぷり!

1. 山彦(全北海道太鼓チーム合同曲)
2. 北の賑わい
3. 白煌
4. 錦祭
5. みのり太鼓揃い打ち

定番のたこやきほか、キッチンカー多数。演奏後はもちろん、お目当ての車に一直線! でした。大聖寺および実行委員会のみなさま、今年もありがとうございました。ちなみに、大聖寺さんでは永代供養の樹木葬のサービスを始めたそうです。「くりやま樹木葬」で検索!(以上、CMでした)。

<仮面ライターT>

2025.5.25「北海道和太鼓ユースフェスティバル in 共和」

「特A地域」。これは、主なコメの産地品種銘柄について、食味検査を行ってつけられるランキングの最高位。日本穀物検定協会が行っているもので、いわばおいしいお米のお墨付きといえます。ここは、岩内郡共和町。特A地域に指定されています。籾殻を取り除く調製施設、低温貯蔵施設を備え、出荷される高品質のお米が特産品です。お米に関して、いろいろなことが起きていますが、こうした産地が、健全な米づくりに取り組める安定した環境がもっと整って欲しいものです。

時事放談風になってしまいましたが、北海道太鼓連盟が毎年、開催している「北海道和太鼓ユースフェスティバル」が、今年はこの共和町で行われました。18歳以下の打ち手が、同連盟の合同曲のうち、指定される1曲を演奏し、礼節・技術・表現の評価と、譜面通りに演奏できているか、という要素で審査が行われます。今回、審査に望んだのは6団体。もちろん、栗山みのり太鼓も参加し、合同曲「絆」を演奏しました。審査曲+1曲の演奏が終わると、10団体による自由演奏。4時間におよぶ太鼓の響きに、会場は熱気に包まれました。

審査参加の6団体が勢揃い

昨年、最高賞である北海道知事賞を受賞した和太鼓 鼓楽(旭川市)の模範演奏で、審査部門がスタート。普段の演奏とはひと味違う、緊張感と迫力のある演奏揃いでした。

模範演奏:和太鼓 鼓楽(旭川市)
審査部門1:風雪太鼓(札幌市)
審査部門2:栗山みのり太鼓
審査部門2:栗山みのり太鼓(みのり太鼓 揃い打ち)
審査部門3:江別見晴台鼓楽会豊太鼓(江別市)
審査部門4:厚真郷芸保存会(厚真町)
審査部門5:くっちゃん羊蹄太鼓保存会鼓流jr(倶知安町)
審査部門6:ほろむい太鼓同志会(岩見沢市)

審査部門が終わると、鋭い視線を客席から送っていた審査員が退場。それぞれの評価を持ち寄って、別室で審査が行われました。その間、6団体を含む系10団体がそれぞれ、自信作を力一杯披露。太鼓の響きがホールを揺らしました。

自由演奏1:厚真郷芸保存会
自由演奏2:岩見沢茜太鼓(岩見沢市)
自由演奏3:江別見晴台鼓楽会豊太鼓
自由演奏4-1:栗山みのり太鼓(白煌)
自由演奏4-2:栗山みのり太鼓(錦祭)
自由演奏5:静内染退太鼓(新ひだか町)
自由演奏6:太鼓衆多仲や一門(岩見沢市)
自由演奏7:風雪太鼓
自由演奏8:ほろむい太鼓同志会
自由演奏9:躍進滝川太鼓保存会(滝川市
自由演奏10:和太鼓 太鼓楽(旭川市)

自由演奏の後は、「地元共和町の共和町豊稔太鼓保存会 粋花」が友情出演し、地域で演奏されている豊稔太鼓を披露。華やかさのある演奏を聞かせてくれました。そして最後は、出演団体の混成による、合同曲「春爛漫」の演奏。外はあいにくの雨でしたが、暖かな季節への喜びが会場に溢れました。

共和町豊稔太鼓保存会 粋花の「豊稔太鼓」。粋花という名前は、特産のらいでんスイカにちなんだものだそうです。
合同演奏「春爛漫』

あっという間の3時間。そして、いよいよ、審査の発表!……今年の北海道知事賞は、厚真郷芸保存会がみごと、受賞しました!! おめでとうございます。

<審査結果>                         北海道知事賞、北海道太鼓連盟会長賞 厚真郷芸保存会      特別賞 江別見晴台鼓楽会豊太鼓                優秀賞 風雪太鼓、栗山みのり太鼓、くっちゃん羊蹄太鼓保存会鼓流jr、ほろむい太鼓同志

表彰式

今年は、残念ながら北海道知事賞を逃しましたが、打ち手にとっては、緊張、くやしさを含めていい経験になったはずですし、レベルアップへのモチベーションにもつながったのではないかと思います。今後も、精進してましります。今回のフェスティバルを主管していただいた、くっちゃん羊蹄太鼓保存会のみなさん、バックアップしていただいた共和町豊稔太鼓保存会のみなさん、そして共和町および共和町のみなさん、ありがとうございました!

今年の精鋭メンバー!
立派な会場でした!

<仮面ライターT>