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頼りになるライターさん

2025.5.25「北海道和太鼓ユースフェスティバル in 共和」

「特A地域」。これは、主なコメの産地品種銘柄について、食味検査を行ってつけられるランキングの最高位。日本穀物検定協会が行っているもので、いわばおいしいお米のお墨付きといえます。ここは、岩内郡共和町。特A地域に指定されています。籾殻を取り除く調製施設、低温貯蔵施設を備え、出荷される高品質のお米が特産品です。お米に関して、いろいろなことが起きていますが、こうした産地が、健全な米づくりに取り組める安定した環境がもっと整って欲しいものです。

時事放談風になってしまいましたが、北海道太鼓連盟が毎年、開催している「北海道和太鼓ユースフェスティバル」が、今年はこの共和町で行われました。18歳以下の打ち手が、同連盟の合同曲のうち、指定される1曲を演奏し、礼節・技術・表現の評価と、譜面通りに演奏できているか、という要素で審査が行われます。今回、審査に望んだのは6団体。もちろん、栗山みのり太鼓も参加し、合同曲「絆」を演奏しました。審査曲+1曲の演奏が終わると、10団体による自由演奏。4時間におよぶ太鼓の響きに、会場は熱気に包まれました。

審査参加の6団体が勢揃い

昨年、最高賞である北海道知事賞を受賞した和太鼓 鼓楽(旭川市)の模範演奏で、審査部門がスタート。普段の演奏とはひと味違う、緊張感と迫力のある演奏揃いでした。

模範演奏:和太鼓 鼓楽(旭川市)
審査部門1:風雪太鼓(札幌市)
審査部門2:栗山みのり太鼓
審査部門2:栗山みのり太鼓(みのり太鼓 揃い打ち)
審査部門3:江別見晴台鼓楽会豊太鼓(江別市)
審査部門4:厚真郷芸保存会(厚真町)
審査部門5:くっちゃん羊蹄太鼓保存会鼓流jr(倶知安町)
審査部門6:ほろむい太鼓同志会(岩見沢市)

審査部門が終わると、鋭い視線を客席から送っていた審査員が退場。それぞれの評価を持ち寄って、別室で審査が行われました。その間、6団体を含む系10団体がそれぞれ、自信作を力一杯披露。太鼓の響きがホールを揺らしました。

自由演奏1:厚真郷芸保存会
自由演奏2:岩見沢茜太鼓(岩見沢市)
自由演奏3:江別見晴台鼓楽会豊太鼓
自由演奏4-1:栗山みのり太鼓(白煌)
自由演奏4-2:栗山みのり太鼓(錦祭)
自由演奏5:静内染退太鼓(新ひだか町)
自由演奏6:太鼓衆多仲や一門(岩見沢市)
自由演奏7:風雪太鼓
自由演奏8:ほろむい太鼓同志会
自由演奏9:躍進滝川太鼓保存会(滝川市
自由演奏10:和太鼓 太鼓楽(旭川市)

自由演奏の後は、「地元共和町の共和町豊稔太鼓保存会 粋花」が友情出演し、地域で演奏されている豊稔太鼓を披露。華やかさのある演奏を聞かせてくれました。そして最後は、出演団体の混成による、合同曲「春爛漫」の演奏。外はあいにくの雨でしたが、暖かな季節への喜びが会場に溢れました。

共和町豊稔太鼓保存会 粋花の「豊稔太鼓」。粋花という名前は、特産のらいでんスイカにちなんだものだそうです。
合同演奏「春爛漫』

あっという間の3時間。そして、いよいよ、審査の発表!……今年の北海道知事賞は、厚真郷芸保存会がみごと、受賞しました!! おめでとうございます。

<審査結果>                         北海道知事賞、北海道太鼓連盟会長賞 厚真郷芸保存会      特別賞 江別見晴台鼓楽会豊太鼓                優秀賞 風雪太鼓、栗山みのり太鼓、くっちゃん羊蹄太鼓保存会鼓流jr、ほろむい太鼓同志

表彰式

今年は、残念ながら北海道知事賞を逃しましたが、打ち手にとっては、緊張、くやしさを含めていい経験になったはずですし、レベルアップへのモチベーションにもつながったのではないかと思います。今後も、精進してましります。今回のフェスティバルを主管していただいた、くっちゃん羊蹄太鼓保存会のみなさん、バックアップしていただいた共和町豊稔太鼓保存会のみなさん、そして共和町および共和町のみなさん、ありがとうございました!

今年の精鋭メンバー!
立派な会場でした!

<仮面ライターT>

2025.4.13「ふるさと田舎まつり2025」

早いもので、今年も折り返しの月に入りました。ようやく春が来たと思っていたのも束の間、夏日が突然、現れるなど、なんだかやっぱり、子どもの頃とは季節感が明らかに違うようです。ま、半世紀も前の話なので、なんともいえないのですが。それに比べれば、まだ2カ月弱、たいしたこと……話が違いますね、栗山町の春の風物詩、「老舗まつり」関連イベントでの演奏報告、すいません、相変わらず仕事が遅いTです。

今回、演奏させていただいたのは、JR栗山駅前のそらち南農協駐車場で開催された『ふるさと田舎まつり』のステージ。夕張市と栗山・由仁・長沼・南幌各町の合わせて1市4町が連携して開催しているグルメイベント。晴天のなか、いい匂いの漂う会場で、4曲を聴いていただきました。

1. 雅曲〜『臨』
2. 白煌
3. 絆(北海道太鼓連盟合同曲)
4. みのり太鼓 揃い打ち

会場では、栗山監督に食べてもらいたいものをチョイスする「うまいもんグランプリ」や、ガラポン抽選会なども行われ、大盛況。演奏後、さっそく屋台に走った打ち手もいて、演奏を聴いていただき、しかも自分たちも楽しめる、ステキなイベントでした。わが栗山みのり太鼓の前後では、長沼百年太鼓保存会さん、夕張太鼓保存会「竜花」さんの演奏もあり、太鼓方面でも盛り上がりました!実行委員のみなさん、会場で耳を傾けてくれたみなさん、ありがとうございました!

<仮面ライターT>

2025.2.1「鼓魂東西 和太鼓の響演」

倶知安町といえば、インバウンドのメッカとして、すっかり有名になりました。ニセコエリアのパウダースノーは、世界に知られています。が、実は世界に誇る文化が、根付いているまち、なんです。そう、和太鼓。「太鼓のロクさん」として地元で親しまれている故高田緑郎さんが生み出した羊蹄太鼓は、これも今や、まちを訪れる内外の観光客に知られるところとなっています。

そんな太鼓のまち、倶知安町の、くっちゃん羊蹄太鼓保存会と北海道太鼓連盟が主催して、文化祭の一環として開催されているのが「鼓魂東西 和太鼓の響演」です。例年、秋口に行われていますが、今回は年明けの2月に開催されました。今回は、全道から16団体あまりが参加。わが栗山みのり太鼓は、3曲を演奏させていただきました。

1. 雅曲〜『臨』
2. 白煌
3. みのり太鼓 揃い打ち

降りしきる雪に、羊蹄山の姿もかすれてしまうような冬の1日でしたが、倶知安公民館(文化福祉センター)の大ホールは、熱気に包まれていました。北海道太鼓連盟のメンバー団体との交流、そして恒例のカレー(ごちそうさまでした!)も、恒例のおいしさでした。

くっちゃん羊蹄太鼓保存会、そして倶知安町のみなさん、ありがとうございました!

<仮面ライターT>

2025.1.13「ガーデンハウス新春の集い」

えー、1月行く、2月逃げる、3月去るなどと申しますように、年明けから年度末にかけては、あっという間に時間が過ぎるものです。苦労して「これだけ払います」と確定申告をしたと思ったら、そのお礼にと消費税の支払い。ま、それは当然の義務、ですが、それ以外のことはどうにも、だらしがなく、彼岸も終わろうか、という頃に、ようやく、年明けからの活動報告です(すいません)。

コロナ禍で途絶えていた、介護老人保健施設「ガーデンハウス」(愛全会グループ)さんでの、新春の集いへの参加が復活! 現在の指導メンバーが小学生の頃からお世話になっている、まさに新年恒例の演奏。利用者さん、職員のみなさまに、たくさんの拍手と声援をいただき、元気の出る年明けとなりました。

「山彦」
「飛躍」
「北の賑わい」
「白煌」
「錦祭」
「みのり太鼓 揃いうち」

用意してきたプログラムを終えると、ホールからは盛大な手拍子! アンコール演奏もさせていただき、打ち手も充実感に満たされました。ありがとうございました!!

今年も1年、平穏で、また健康で過ごされますよう、お祈り申し上げます。みのり太鼓も、ますます精進してまいります。

<仮面ライターT>

2024.12.31「栗山天満宮『合格祈願祭』」

年明けの、力技昨年分活動まとめ作業、ようやく年明けです! これも恒例、栗山天満宮で行われている合格祈願祭、新年迎え太鼓を務めさせていただきました。午前0時10分前、演奏が始まった時の気温はマイナス12℃。白い息を吐きながら、受験生のみなさんの笑顔の春を願いながら、応援歌「白煌」を演奏しました。

カウントダウンは、合格祈願を終えた栗山英樹北海道日本ハムファイターズCBO。

日がのぼると、青空が広がっていました。まずは、今年が良い時でありますよう、ご祈念いたします!

<仮面ライターT>

2024.12.28「栗山みのり太鼓打納め」

やはり、年明けに言うのは心苦しいのですが、一応、昨年に話している体で・・・。今年も、いろいろありました。1年の終わりに、活動を振り返り、新しい年への決意を固める打納めを開催しました。今年(去年)は、いつもお世話になっている「静内染退太鼓」(新ひだか町)、「羊蹄太鼓保存会『鼓流』」(倶知安町)、「ほろむい太鼓同志会」(岩見沢市)、「風雪太鼓」(札幌市)の皆さんに駆けつけていただき、賑やかでかつ、和やかな時間となりました。

オープニング 雅曲〜「臨」/子どもたちが太鼓を通して、すばらしい将来を迎えらるようにとの願いが込められた曲

オープニングに続いて、栗山町の佐々木学町長、WBCを世界一に導いた監督であり、北海道日本ハムファイターズCBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)で町内在住の栗山英樹さんに、ご挨拶をいただきました。

佐々木学栗山町長
北海道日本ハムファイターズ 栗山英樹CBO
白煌/栗山監督(日ハム)の優勝パレードのために作曲した応援歌
閃/祈願太鼓のフレーズを生かした曲。迫力あるバチまわしが特徴
楓希悠晴/中高生4名によるフレーズをまとめてつくった曲。曲名はそれぞれの名前から。

ゲストとして、吹雪のなか、やってきてくれた4団体に、代表曲を演奏していただきました。渾身のバチさばきとリズム、そして音色に会場は一気にヒートアップ!

「静内染退太鼓」
「羊蹄太鼓保存会『鼓流』」
「ほろむい太鼓同志会」
「風雪太鼓」

それぞれ、代表が北海道太鼓連盟の役員を務める団体揃い、ということで、同連盟の合同曲「飛躍」を演奏しました。ちょっとの合わせで、演奏になってしまうあたり、さすがです。

北海道太鼓連盟合同曲「飛躍」/みなさん、飛躍の年となりますよう!
錦祭/「北の錦」で知られる栗山の小林酒造で春に行われる「酒蔵まつり」をイメージした曲。陽気なイメージです。
みのり太鼓揃い打ち/みのり太鼓のテーマ曲と呼べる1曲。五穀豊穣の願いが込められています。

演奏の後、ささやかですが宴の場をもうけました。1時間ほどの間に、外は数十センチの積雪に。それでも、みなさん、残っていただき歓談とひと時となりました。難易度の高い、団体の曲を飛び入りで演奏する場面も。いやはや、みなさん、ほんとうに太鼓好き。大いに刺激になりました。

みなさん、ありがとうございました。雪解け後のオンシーズンには、また、あちこちでお会いすることと思いますが、変わらず、よろしくお願いいたします。

監督もありがとうございました。

<仮面ライターT>

2024.10.27「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」

「世界で一番、楽しい映画祭」を合言葉に、1990年から夕張市で開催されている「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」。今年は、夕張市のほか、わが栗山町の「くりやま温泉ホテルパラダイス」もなんと上映・パーティー会場に。会期の最後、さよならビュッフェのオープニングに2曲、演奏する機会をいただきました。

1. 白煌
2. みのり太鼓揃い打ち

色とりどりの照明、おしゃれな映画人たちの前での演奏、なんともいえない緊張があったようですが、良い経験をさせていただきました。

ありがとうございました!

<仮面ライターT>

2024.10.13「くりやまハーフマラソン」

2019年まで半世紀にわたって「くりやまマラソン」が開催されていたことを、若い頃は栗山を離れていたTは、不覚にも知りませんでした。これに代わる大会として始まったのが「くりやまハーフマラソン」。コロナ禍でスタートが2年伸びましたが、それでも3回目を迎え、発着地点もスポーツセンターから駅前通りへ。栗山の焼肉スポット、伊藤課長の前を占拠し、出発ごとに「白煌」でエールを送りました!

栗山のメインストリートが、ランナーでいっぱい。

栗山高校女子野球部のメンバーも満を持して参加し、10キロを疾走しました。さすが、余裕の表情です。

開催部門はハーフ、10キロ、6キロ、3キロ(小学生男女・親子)。よし、今年は演奏を聴きながら走る・・・ことは、ないと思います。気持ちだけ・・・。でも、ランナーのみなさん、のどかな田園風景の中を走ったせいか、穏やかな顔つきで戻ってきていました。

実行委員会のみなさま、ありがとうございました。

<仮面ライターT>

2024.9.18「継立神社秋祭り」

農業祭が終わり、夏が過ぎれば、秋祭り(去年の話ですが)。こちらも、毎年、演奏をさせていただいている「継立神社」の秋祭りです。由緒書きによると、明治39年に村内安全守護所として天照大御神を祀ったのが継立神社の始まり。120年あまりの歴史をもつ、由緒社です。その秋祭りも、決して派手ではありませんが、どこか荘厳で、そして煙たいお祭りです。毎年、ですが、会場の良い匂い(ジンギスカン)には打ち手一同、悩ましい感じ、ですが、「これが終われば・・・」とやる気も湧いてきます。

1. 躍動
2. 北の賑わい
3. 錦祭
4. 白煌
5. みのり太鼓揃い打ち

太鼓の音が響くと、子どもたちが駆け寄ってきて、かぶりつきで見ていてくれました。打ち手にとっても、とてもうれしく、演奏にも自然と力が入ります。一緒にこれから、叩いてくれるといいな、仲間になってもらえたらいいなと(心のなかで)猛アピール。栗山みのり太鼓では、随時、打ち手を募集しています!

継立神社のみなさま、演奏を聴いていただいた町のみなさま、ありがとうございました。

<仮面ライターT>

2024.8.24「JAそらち南 農業祭」

来年の話をすると鬼が笑う、という言葉がありますが、去年の話の場合は誰が笑うのでしょう。というより、怒られるのかもしれません(汗)。令和7年、2025年もはや三が日を過ぎましたが、世間の多くが止まっているこの時期に、去年の忘れ物を片付けよう、というわけで、Tが参加できたものだけですが、活動報告をいくつかアップしていきます。

まずは、8月(!!)に開催された「JAそらち南」さんの農業祭。栗山町と由仁町を活動区域とする、この農業さんの農業祭には、毎年、お声がけきいただき、オープニングの景気づけ、ということで演奏を行っています。鋭い方は、ピンときたかもしれませんが、「栗山みのり太鼓」の「みのり」は収穫の実り。発足の際、農協さんの支援および命名を受けて誕生したのです! と、(!)をつける必要はありませんが、そんなこんなで、感謝の気持ちを胸に、毎年、心を込めて演奏させていただいています。

1. 雅曲〜「臨」
2. 北の賑わい
3. 白煌
4. 錦祭
5. みのり太鼓揃い打ち

こちらも恒例、野菜の詰め放題は長い列ができる人気ぶり。この後は、クイズあり、ライブあり、餅まきありと、晩夏の1日、栗山駅に近いJA駐車場は、大賑わいでした。去年は全国的に込め不足となり、生産者の方々もご苦労されたかと思われます。今年は、良い年となりますよう! 年明けにアップすると、去年の情報にも触れられるというメリットが・・・いやいや、だめですよ。今年は(なるべく)早くにまとめていきたいと、半年前の写真を見ながら決意する次第です。

JAそらち南の皆さま、ありがとうございました。来年・・・いえ、今年もよろしくお願いいたします。

<仮面ライターT>