1時間遅れで会場入りしたくせに、早退して終了前に立ち去ったのは、はい、私です(すいません…)。というわけで、むしろこちらが番外編。なので、ちょっとだけレポート風で。あ、報告のご挨拶は、もう済んでいますね、嗚呼(汗)。
平原まつりから2カ月。またまた、帯広にやって来ました。ぱんちょうの豚丼に、インデアンのカレー、ランチョエルパソのどろぶた、そうだ、六花亭に柳月にと、お菓子だって最強の帯広! しかし(残念ながら)そんな誘惑にも負けず、市内随一の帯広市民文化ホール 大ホールでは、朝から参加17団体のリハーサルが行われ、1時間遅れで(すいません…)到着した時はすでに、緊張感がみなぎっていました。
リハーサル
メンバーは緊張の面持ち(には、見えませんが…)
で、まずは腹ごしらえ。帯広に来ると楽しみなスーパー「ダイイチ」さんの品数たくさんボリューム・栄養たっぷりのお弁当です。
地元「帯広市郷土芸能 平原太鼓」の45周年イベントとの併催とあって、1時間前から、お客さんが並び、広い会場は大入り満員。開演時には手前の席も一杯になりました。
北海道日本ハムファイターズのクライマックスシリーズより太鼓でしょ! という温かい皆さんが見守るなか、いよいよ開演。平原太鼓のオープニング演奏「四季打ち太鼓」からスタートです。
続いて、帯広市郷土芸能平原太鼓会長および北海道太鼓連盟名誉会長・大友敏雄氏の主催者挨拶(左)、北海道太鼓連盟会長・今井和男氏の挨拶(中)、そして米沢則寿帯広市長(右)の祝辞があり、17団体が自慢の演奏を披露しました。3氏の下の写真は、今井会長の後に行われた、同じく平原太鼓の「寿太鼓」です。
と、ここで恒例の言い訳。フェスティバルのレポートなんだから、全団体のご紹介をすべき、いや、画面をたくさんスクロールしなければならないから、それはいいのでは。と議論があったのですが、結局、栗山みのり太鼓+αしか掲載できていません。悪しからずです(議論があったのはTの頭のなかの話であり、トイレに行ったり、早退したりで、撮影していない団体がある、というのが正確なところ。面目ない…)。
栗山みのり太鼓は、2曲演奏させていただきました。
1曲目 雅曲「臨」
2曲目 錦祭
他チームのようすも(ちょっとだけ、ですが)
風雪太鼓さん(札幌市) スモーク、かっこいい!
くっちゃん羊蹄太鼓保存会 鼓流 昭和39年、高田緑郎氏によって創設された伝統&特徴ある太鼓チームです。
参加団体による合同曲「春爛漫」も披露されました。栗山みのり太鼓からも、精鋭3名が参加しました。
このほか、帯広カムイトウウポポ保存会の方々による、アイヌ民族の舞踊もあり、普段、あまり触れることのできない旋律と、自然とともにあるアイヌの方々の、独自の表現にも触れることができました。
和太鼓の響き、とひとことで言っても、その背景にあるもの、思想、地域性、そして打ち手の方々の精神性により、実にさまざまな曲、演奏法があることが、改めてよく分かった演奏会でもありました(最後までいなかったくせに、ちょっと偉そうですが)。でも、「太鼓なんかで、あの大きなホール、一杯にできるのかなぁ」と言った知人には、ちょっと意見しておこうと思います。本当に、満員だったんだから!
主催および準備・運営に関わられた皆さま、遠くは羽幌を早朝に出発してきたという羽幌オロロン太鼓の会の方々はじめ、参加団体のメンバー、そしてそして、会場で大きな拍手、声援を送ってくださった皆様には、本当に感謝です。
ありがとうございました。「平原熊」(?)もお疲れさま!
<仮面ライターT>