「未分類」カテゴリーアーカイブ

2022.10.10「和太鼓フェスティバルin静内

染退と描いて「シベチャリ」。これは、日高山脈を源流として太平洋へと注ぐ静内川のかつての名称なのだとか。その名を冠した「静内染退太鼓」の地元、新しだか町で、道内の太鼓団体が集結する「和太鼓フェスティバル」が開催されました。コロナ禍の影響で、実に3年ぶりの実施となった同フェスティバルに、各地から駆けつけた団体ともに、演奏を披露させていただきました。この日、参加したのは全部で11団体。久々に顔を合わせる仲間との、楽しい交流のひとときにもなりました……あれから3カ月。とうとう、年をまたいでのアップとなりました。まあ、引っ越しとかなにやらあった、というのは言い訳で、いやはや、すいません……。

演奏、トップバッターは、今回のフェスバルの共催団体でもある地元・静内染退太鼓の「出陣太鼓」「小熊」から。

賑やかで、力強い演奏をまさに出陣合図に、各団体の演奏が繰り広げられていきました。

新冠判官太鼓(新冠町)「いななき太鼓」「激流流れ打ち」「ホロシリ太鼓」
岩見沢ほろむい太鼓同志会(岩見沢市)「隆盛」
太鼓衆 多仲や一門(岩見沢市)「五大輪」
清流長都太鼓(千歳市)「青嵐」「龍牙」
くっちゃん羊蹄太鼓保存会 鼓流(倶知安町)「羊蹄太鼓 嵐」
帯広市 郷土芸能 平原太鼓(帯広市)「祭礼」「乱舞」

太鼓の演奏が続くなか、趣向を変えて「静内小唄」の披露がありました。昭和25年から活動する団体で、四季の風景を織り込んだ踊りが特徴です。

静内小唄の風雅な演舞
厚真郷芸保存会(厚真町)「厚載の響」「大河」

わが栗山みのり太鼓は、「白煌」と「みのり太鼓揃い打ち」の2曲を演奏させていただきました。

「白煌」
「みのり太鼓揃い打ち」
広尾陣屋太鼓保存会(広尾町)「大潮太鼓」「陣屋太鼓」
風雪太鼓(札幌市)「羅譜」「陽春」「潮音」

そして、大トリは地元、静内染退太鼓の躍動感あふれる演奏。

静内染退太鼓「絆・静内開拓物語」「浪・染退川風神渡り打ち」

延べ2時間におよぶ、個性と迫力に満ちた演奏の最後は、全北海道太鼓チームの合同曲「山彦」。お客さんの前で演奏できる喜びにあふれる打ち手の思いが伝わってきました! まだまだ、収束が見えないコロナ禍ですが、今年も和太鼓フェスティバルが無事、開催されますように。すごーく遅くなりましたが、会場にお越しいただいた皆さん、主催者の皆さん、そして太鼓団体の皆さん、ありがとうございました。

<仮面ライターT>

2022.07.23「くりやま夏まつり」

「あばた」といえば「えくぼ」だと思いましたが、違いました。アバター。仮想の分身、なんだそうですね。昭和30年代には、ありませんでしたから、わからないのは仕方ないとして、ようやく覚えたと思ったら、今度はメタバースとか。もちろん、阪神のバッターではなくて(昭和世代しか知りませんね)、3次元の仮想空間やサービス。アバターが出かけていって、買い物をしたり、一緒に仕事をしたりするそうです。60年代に、「社会というのは共同の幻想である」と言った吉本隆明(吉本ばななのお父さん)が、学生に殴られて「この痛みも幻想か」と言われたとか。話がそれました。メタバースがあれば、お祭りの中止もないのかなと考えたのは、3年ぶりに開催された「くりやま夏まつり」の会場でのこと。例年より規模は小さいものの、ようやく地元のお祭りで演奏できる喜びに、ちょっと興奮しながら代表曲を披露させていただきました。

少し前まで降っていた雨もあがり、人が集まってきました。
まずは、ごあいさつ代わりに、栗山みのり太鼓伝統の「みのり太鼓 揃い打ち」。町内でも親しまれている曲です!
続いては、北海道太鼓連盟合同曲「絆」。エンジンがかかってきました。
今度は、空知太鼓連盟合同曲の「北の賑わい」。軽快な曲想です。
こちらは、賑やかでちょっとユニークな「錦祭」。ヨッパライがモチーフです。
北海道日本ハムファイターズの応援曲「白煌」。すわ乱闘か、という状況を鎮めたBigBoss。さすがです。
ラストはやはり、「みのり太鼓 揃い打ち」。一糸乱れぬ演奏です。

太鼓といえば、祝い太鼓。地元のめでたいこと、めでたくないけど、頑張らなくちゃという時々にも、演奏されます。雨が蒸発してムシムシしたり、焼き鳥の匂いが流れてきたり、赤ちゃんがびっくりして泣いたり。そんな一つひとつは、メタバースじゃできないよな、と、演奏が終わって感じました。バチを落としたり、一拍ズレて後で叱られたり、うまくいって嬉しかったり。のっぺりとしたアバターにはない、生き生きとした子どもたちの演奏を、どうぞ温かく見守ってください。今後ともよろしくお願いいたします!

来年はまた、駅前通りジャックで開催できることを願って!

<仮面ライターT>

練習再開

コロナウィルス感染防止の為に昨年11月中旬より練習を中止していましたが、3月より練習を再開しました。幸いにも新規会員にも恵まれて、久しぶりに練習に使う太鼓の数が多くて懐かしくさえ思いました。

2019.11.09「栗山高等学校創立90周年記念祝賀会」

通称「くりこう」。栗山みのり太鼓の代表も、主要メンバーの多くも、そしてTも卒業した北海道栗山高校です。そんな、みんなの我が母校の創立90周年記念という、おめでたい祝賀会で演奏させていただきました。場所は、かつて観光センターと呼ばれていた温泉宿泊施設、ホテルパラダイスヒルズ。若いメンバーにはちょとわかりませんが、何だか懐かしさのこみ上げる1日でした。

1.白煌

2.錦祭

3.みのり太鼓揃い打ち

代表とTは、そろそろ卒業40年。早いもんだね、まずは元気で何よりだねと話しつつ、歳だけとってくたびれたけど、ちっとも成長していないことに気づき、なんだかちょっと無口になったりして。引きこもごもの1日でもありました。

<仮面ライターT>

2019.06.30「のんのさんの縁日 初夏祭」

内地では、まだまだ35℃オーバーという日々が続いているようですが、暑い暑いと言いつつも、そこは北海道。朝晩はすっかり涼しくなり、「こうなるとなんだか、もうちょっと猛暑が続いてもよかったかね」など、勝手なことを思いつつ、お盆も過ぎてひと段落。やれやれムードで気がつけば、嗚呼、いやはや、6月から更新が滞っており・・・。
栗山みのり太鼓、確かに、ちゃんと活動、活躍しているにも関わらず、これでは開店休業に見えてしまいますね、すいません、スイマセン。室蘭でちょっと恥ずかしい怪我をして以来、すっかり戦意消失、意気消沈(これは後ほど)。ようやく心の憂いも薄らぎ、今週中、いや安全をみて今月中にはなんとか追いつきますので、お許しを!

というわけで、ほぼほぼ2カ月前。毎年、お招きいただいている大聖寺(継立)さんの初夏祭で演奏&よさこい演舞に参加しました。あいにくの雨、となりそうで、なんとかかんとか、持ちこたえたという天候でしたが、打ち手も踊り手も力一杯! 多くのご声援、拍手をいただくことができました。

まずは、景気づけ!(もう、本当に頑張ってくださいね、ファイターズ)
1.白煌

続いては、赤法被、大活躍!
2.北の賑わい

今度は、重鎮による迫力の響き!
3.飛躍

最後は、みのり太鼓の原点!
3.みのり太鼓揃い打ち

後半は、Re:Birth × 栗山みのり太鼓。今年から、わがみのり太鼓の名前も加わり、YOKSKOIソーラン本戦ではU40(40名以下)で優秀賞をいただいた演舞です!



決して大掛かりではないけれど、温かな雰囲気の初夏のお祭り。文字通り縁日の風情も、楽しむことができました。大聖寺のみなさん、会場で見守っていただいたお客さま、ありがとうございました。来年も、元気でお会いできますよう!

<仮面ライターT>

2018.07.08「北郷東郷土まつり」

そういえば、今年は蝦夷地と呼ばれていた北の大地が「北海道」と命名されて150年だとか。さまざまなイベントなども行われているようですが、歴史をひも解くまでもなく、北海道には明治以降、たくさんの人々が道外などから渡り、原野やら湿原やらを切り拓いて住み着いていきました。だから、多くの道民は海の向こうのどこかにルーツを持つ3代目とか4代目、5代目だったりします。ちなみにTの父方は北陸辺りの出らしいのですが、そう考えると万国博覧会みたいなものかなと、なんだか面倒なことを考えたのは、久々の暑さにやられた、からでしょうか。
毎年、お声がけをいただき、演奏を行っている「北郷東郷土まつり」に、今年も参加させていただきました。今年は、駐車場から一部、道路まで広げての会場。到着した頃には、それはもう大勢の方々が集まり、飲んだり食べたり、笑ったり。危うく、任務(といっても、うろうろ写真を撮っているだけですが)を忘れそうになりました。だって、焼き鳥に、おでんに、ビールですよ! という気持ちを抑え(たのはTだけかもしれませんが)、5曲を披露させていただきました。

威勢のいい餅まきからスタートっ!

1.雅曲~「臨」

2.北の賑わい

3.錦祭

4.白煌

5.みのり太鼓揃い打ち

今年は少ないメンバーでの演奏となってしましましたが、すっきりとした青空のなか、たくさんの拍手をいただき、感謝、感謝です!
お心遣いで全員がチケットをいただき、お目当ての焼き鳥やらおでんやらをどっさい買い込み、お祭りの風情を楽しみました。
ありがとうございました。

<仮面ライターT>

2017.07.22「第14回 和太鼓フェスティバルin静内」

サクラチヨノオー、ウイニングチケット。
これで分かった方は、きっと往年のファン。
もう一つ。トウショウボーイ。この辺りならきっと、多くの方が知っているでしょう。そう、競馬。
こうした、トップクラスのサラブレッドやアラブ種を輩出しているのが静内。
2006年の合併で、新ひだか町となりましたが、その静内の名を冠した和太鼓イベントに参加してきました。

実は、わがみのり太鼓、初めての参加です。
というのも毎年、栗山夏まつりと重なり、行くことができなかったのです。
もちろん、今年もこの日は夏まつり、でしたが、
主催者の方々にご配慮いただき、演奏後すぐに撤収、というわがままを叶えていただいたのでした。
しかも、参加12団体のなか、2番目に演奏させていただき・・・。
日高の街へと凱旋してきました!

到着時は、しょぼしょぼと雨模様。
「今年は、演奏の日、雨が多いね」
「そういえば、YOSAKOIソーランも朝、大雨だったね」
「誰のせいかな、雨男、雨女?」
「そうだそうだ、まったくもう」
と、ちょっと険悪になりかけた移動バスの車内・・・。
さすがに(空が)見かねたのか、なんとか雨もあがり、演奏スタート。
恒例の合同演奏「山彦」で幕を開けました。



この日は、みのりナンバー3曲を演奏させていただきました。

1.みのり太鼓揃い打ち


静内でも、ファイターズ!

2.白煌


3.閃


お隣で演奏の「風雪太鼓」さんも、地元・札幌での夏祭り。
この後、2階建バスで高速道路を爆走(法定速度内、のはず)したそうです。
お疲れさまでした。

フェスティバルを主催・コーディネートしてくださった、
そしてお声をかけていただいた「静内染退(しべちゃり)太鼓」の皆さま、ありがとうございました。
おいしい手作り昼食、感激でした。
たくさんの拍手と歓声を送ってくれた静内の皆さんにも感謝、感謝です!

<参加団体>
札幌風雪太鼓
螢太鼓
多仲や一門
厚真郷芸保存会
帯広平原太鼓
静内染退太鼓
橋本流地獄太鼓 和太鼓會
くっちゃん羊蹄太鼓 鼓流
清流長都太鼓
様似アポイ太鼓
岩見沢ほろむい太鼓同志会
栗山みのり太鼓

追伸)
次回は栗山夏まつりと、よさこい室蘭演舞。
今週中には追い付かなければ・・・。

<仮面ライターT>

2017.04.29「栗山公園開き(オープンイベント)」

のっけから個人的な話で恐縮ですが、ここに来ると、懐かしさと同時に、ちょっと苦しい気持ちになります。辛い辛い、山道のランニング。山頂の展望台に着いたら、休む間もなく腕立て伏せ。登っていく途中はいつもビリッけつで、そうすると後ろについた先輩に竹刀でペシペシ、叩かれて急かされるんです。おおらかというか、荒っぽいというか、今ならイロイロ問題になっているような超体育会系だったわけですが、でも、だから強い郷愁を覚える高校の部活の話でした。

それが、栗山の守り神、お大師山。その麓の栗山公園で行われる、恒例のオープニングイベントに参加させていただいた、というテーマまで、すいません、相変わらず長い前置きでした。

桜の開花まであと一歩。まだまだ、寒さも残る時期。せめて、晴れてくれれば・・・という願いは届かず、準備中から降ったり止んだり。天気雨の様相でしたが、「ひどくなると困るので」という担当の方の計らいで、30分、予定よりも早めてスタートとなりました。

1.山彦(全北海道太鼓チームの合同曲)
山彦2
山彦1
雨の間を縫って、演奏開始!

2.北の賑わい
北の賑わい1
北の賑わい2
少し、薄日が差してきました。

3.春爛漫
春爛漫1
春爛漫2
「春」なのに、また暗くなり・・・

4.錦祭
錦祭1
錦祭2
うーん、やっぱり微妙な空模様・・・

5.みのり太鼓揃い打ち
揃い打ち1
揃い打ち2
暗くなって来て、これはいよいよ本降りか!

6.白煌
白煌1
白煌2
と、心配していたら何と、晴れて来ましたっ!

演奏が終わると、すっかり青空となり、振る舞われた「くりやまコロッケ」をいただく頃には、もう蒸し暑いほど。きっと、太鼓が雲をけ散らしてくれたのでしょう。めでたし!

そして! 連敗を喫していた、わが北海道日本ハムファイターズは、この日から連戦連勝!!(5月6日現在) めでたし、めでたし!!!

<仮面ライターT>