昨日までにすべてのパーツが揃いましたので、本日、太鼓の練習時に組み立てました。
ちょっと薄暗い画像になってしまいましたが、まあまあの出来栄えに満足しています。
機会があったら綺麗な写真を載せたいです。
早速、写真を撮影しました。
リング皮製作は、まず、太鼓の皮を調達する事が重要です。
今までは、某皮革販売会社様からの調達やアメリカ在住のマサ様からの支援で何とかまかなってきました。
今回は、親しくして頂いている太鼓団体様から“宮太鼓の皮の張替えで外した皮”を頂いてそれを再利用して使いたいと思います。
リング皮の真材の9mmの鉄の丸棒を切断し丸めます。
長さは少し長めに切断し丸いものに巻き付けて癖を付けて希望する径に成るように修正します。
今回は、1,6尺なので 48cmになるように修正します。
交差している部分で切断して溶接します。
8mm棒なので、溶接棒は細い物で行います。(太い物だと溶接部分が大きく溶けてしまいます)
サンディングして、塗装します。
このまま 皮貼りをしても構わないと思いますが、皮の保護を考えてスパイラルチューブを巻き 皮がスムーズに貼れるようにスズランテープを巻きます。

さて、皮貼りに入ります。
皮は、24時間程度水に浸けて置いて柔らかくしておきます。
リングを包んで縫込むので、皮の外周近くに引っ張る為の穴を開けます。
皮用ポンチで打ち抜きましたが、素材が宮太鼓に使った物なので、鉄鋲の跡が有りそれを目安に間、間に穴を開けて行きました。
皮にリングを置き包み込んで裏側で穴に紐を通し引っ張り結びます。
結んだ紐を・・・・。説明しづらいので、画像で理解して下さい。
今回は、1,6尺宮太鼓から取り外した皮を1,6尺リング革に利用するので、皮の大きさに余裕がなく、最大限に偏り無く皮の配置に注意しました。
さて、いよいよ縫込みに入ります。糸と縫針に付いては、附締太鼓の補修の時に投稿しましたので、割愛させて頂きます。
1,6尺リング皮は、各社で穴の数が違う場合がありますが、12穴で仕上げて行きます。
皮を巻いたリングに12箇所しるしをして、縫いに入ります。
柔くなった皮でも、縫い針で直接縫って行けませんので、キリで縫う場所に穴を開けてその後縫って行きます。
縫い始めは、調べ緒を通す穴の中間辺りの裏面から縫い始めます。
3目ぐらいまでは、強く縫い糸を引かないようにし、縫い終わりに糸を縛るので15cm~20cm残して縫って行きます。
そして、内側も桶胴の歌口寸法より1,5~2cm程大きい円で墨出しして縫います。
縫い終わったら、貼り付けの際使った紐を外し乾燥させます。
歌口が当たる部分の皮をめくり立ち上げますが、乾燥の進行状況に合わせ、完全に乾燥するのを見届けながら何度も立ち上げるように癖を付けて行きます。乾燥してしまうと立ち上げられなくなるので要注意です!
今回は、皮に余裕が無く切り取る部分が少ないですが、通常は皮が乾燥しきる前に切断します。
調べ緒を通す穴を開けます。 通常のやり方とは違う方法を行います。
調べ緒が通る穴を開ければ良いので、先に調べ緒を用意します。
今回は、時間が無かったので、前回おまけで購入していた8mm麻ロープを使用します。
完成間近なので、急いで調べ緒を紫に染めました。
1時間ほど浸けて置いて、2度水に附け後の色落ちを少なくしました。
脱水機にかけて干します。
水に浸けてことで、調べ緒が太くなり9mm程になりました。 丁度良いと思う太さになりました。
調べ緒が9mm程度なので、10,5mmの木工用ドリルの刃で穴を開けます。
最近の木工用ドリルは、螺旋ネジ部分がなく、スムーズに穴開け出来ました。
旧式のドリル刃では、切り取った皮がドリル刃に挟まり取り外すのに時間が掛かり大変でした。
皮が再利用品なので、傷んでいる所や汚れている所があるので、皮も合成ウルシ塗料で塗装します。
巴型も描きたいので、描く型紙を製作しリング皮に配置し型を皮に鉛筆で写します。
写し終わったら、塗に入ります。
意外に上手く行きました。
裏側も縁の部分を塗って終了です!
桶胴材の接着後、ひたすらサンディングしました。
当然、最初は#60番で接合部分(山型に突き出た部分)を削り、その後#180番→#360番と仕上げていきます。
桐のスノコを解体した時に出来た釘穴を木工用のパテで埋めて再度仕上げサンディングします。
塗装に入る前に歌口や内側に木材硬化材を塗り込みました。
合成ウルシ塗料を塗ろうと目論んでますが、下地塗料を塗らないで直接塗りますので、仕上がりは期待できません。
塗料が濃く厚塗りするとすぐ垂れてしまいますので、出来るだけ薄く伸ばしながら3度塗りしました。
さて、歌口の形成に掛かります。
今回は一度トリマーで角を削ってからサンディングします。
以上で大体の工程は終了ですが、箍をまだ掛けていません。
出来れば、竹の箍を掛けたいんで青竹を知り合いに頼み込んで分けて頂きました。
竹を割ってみましたが、とても使い物になりそうも無いので今回も電柱用のステンレスバンドを使用します。
電柱に標識等を取り付ける為のステンレスバンドと締め金具です。
バンドは使う長さに切って締め金具に取り付けて使用します。
片側を締め金具に固定します。
もう片方を箍をしたい部分に回し軸の部分に差し込みハンドルを回して締め込みます。
ラチェットの用に回し戻しを繰り返すとドンドンテンションが掛かってきます。 頃合いを見てロックが掛かるまで巻きます。
私の握力でもロック出来なかったので、慎重に挟み込みました。
場所、時間、 カルチャープラザEki、多目的ホール 19:00~21:00
予約時間は、21:30まで
7月 2日(水) 4日(金)
9日(水) 11日(金)
16日(水) 18日(金)
23日(水)
30日(水)※20:05~21:30
附締太鼓の性格上音の高さを調整しますよね。
我が太鼓チームは、15年程前から附締太鼓を使用し練習、本番時、毎回ボルトを締めては、また緩めるの繰り返しをしていました。そうする物だと信じていたのですが、実はそうでもなさそうです。
年間100回程の練習、イベント出演回数30回という事は・・・年に130回も締めては緩めていたということで、2年目からボルトのトラブルが続出しました。 附締太鼓を購入した太鼓店のホームページに附締太鼓のボルトに関しての記事を思い出しました。 掲載記事によると、毎回の締め込みに対してボルトが悲鳴を上げて焼き付きを起こしてしまうとの事でした。焼き付きを防ぐためにグリスや潤滑材を塗布してきましたが、油分が汚れをよび、あちこち汚れてしまうので思い切って締め込んだままにして、ここぞと云うイベント時に少し締めるを繰り返し、冬を迎える頃に(乾燥する時)緩めるようにしました。
当然、ボルトのトラブルが激減しましたが、皮の伸びにより締め代が無くなり高い音に出来なくなりました。 和太鼓製作・附締太鼓の補修にも載せましたが、皮を水に浸けて陰干ししたり、少し厚めの胴に換えるのも末永く使用する方法だと思います。
過去に桶胴太鼓(1.4尺×4 1.5尺×4)大締太鼓(2.5尺×2)を製作しました。 俗に言う、自作太鼓ですね!
今回は1.6尺の桶胴太鼓を作ろうと思います。
桶胴は打ち手が担いで演奏するので、出来るだけ軽量に作る必要があります。
桶を作る材料には私の場合、桐を用います。 本来は杉材を用いますが、地元では手に入りにくくホームセンターで安価で手に入る押入れ用のスノコを解体して使用します。
板の部分を使用するので、接合部分を外します。
金槌で直接叩くほど上手くないので、当木を使い外して行きます。
裏側に釘が残る事があるので抜きます。
今回は1.6尺の桶胴ですので、歌口の外径を39cmを目標にして板の枚数を決めます。 歌口の寸法に対して1割強増しの43cmを胴の中心部分の外径にします。43cm×3.14=135.02cm 板の実際の寸法6.5~7cm 板の側面を斜めにして板同士を貼り合わせるので6cm程度しか使用出来ません。 135.02cm÷6cm=22.5枚 必要です。 そして、歌口部分が39cmですから、39cm×3.14=122.46cm÷22.5枚=5.44cm 1枚の板の両端の幅が5.4cm中央部分が6cm そして、貼り合わせる部分を斜めに切る必要があります。 斜めに切る角度は、貼り合わせる板の総数により変わります。 今回は22.5枚なので、23枚の貼り合わせで製作します。 360°÷23枚=15.65° ÷2(両方の面に角度を付ける為)=7.8°
まず、板の両端をカットし必要な57cmに揃えます。
そして、板の側面の加工に掛かります。
丸鋸盤にガイドを取り付けて鋸刃に7.8°の角度を付けます。
板の両端を狭くする為にガイドを大きく開いたVの字にして中央(鋸刃の部分がVの字の谷になるように)に合わせます。
ガイドをVの字にする事で、板の側面への刃の当たリ方が変わり両端が狭く、中央が広くなります。
パーツが出来上がったので、組立に入ります。
私はいつも、木工用のボンドで貼り付けてしまいますが、組立に毎回手こずるので、ここでもガイドを作り省力化しました。
ボンドを接合部分に塗布しガイドに寄り添うように置いて行きます。
すべて置き終わったら、内径43cmの鉄製リングがあったので外側に被せて仮止めしました。その後、端の部分に番線で再度仮止めし、ガイドから外します。 その後、なまし番線で締めます。
次は、反対側を締めて固定する訳ですが、今回は締める道具を作ってみました。 鉄骨の両端にワイヤーを張ってハンドウインチで締めました。
ハンドウインチの力が強いので、ほどほどに締めた方が良いです。 締めた部分も番線で締めて固定して乾燥させます。