「活動日記」カテゴリーアーカイブ

2023.4.9「栗山老舗まつり」

もう、ある意味、慣れてしまった感もある新型コロナウイルス感染症。もちろん、まだまだ収束とは言えず、油断はできないものの、ようやく、当たり前の日常が戻りつつあります(ヨカッタ)。季節は春。4年ぶりに、「栗山老舗まつり」復活! の知らせに、いやはや、嬉しいやら、ほっとするやら。と言いつつ、いつものことながら、スローモーですが(スイマセン)、「ふるさと田舎まつり2023」にて、春一番の栗山みのり太鼓も復活!! まだ、少し肌寒いなかでしたが、多くの方々に、演奏を聴いていただきました。

北海道太鼓連盟合同曲「飛躍」からスタート!

会場は、栗山駅南交流拠点施設「栗山煉瓦倉庫くりふと」前。2023年1月にオープンしたばかりの、真新しい施設です。コロナの間に、わが栗山も変わりつつあります。

代表曲にして伝統曲「みのり太鼓 揃い打ち」
全北海道太鼓チーム合同曲「山彦」・・・とここで、カメラトラブル。シャッターが降りなくなり、次の曲の写真は保護者の方から提供をいただきました(その後復活、なんとか最後まで持ちましたが、修理入り。設備投資が必要です・・)
空知太鼓連盟合同曲「北の賑わい」
世界一、オメデトウ! 栗山監督応援曲「白煌」。
栗山老舗祭りの「酒蔵まつり」をイメージした「錦祭」。

コロナで稼働が少なかったことも、カメラ不調の原因のようで、機械も人も、やはり働いていないとダメ、なようです。それはともかく、久々の「祭り」の雰囲気。打ち手も楽しませていただきました。幸先の良い、年度の始まり。続いては、栗山公園びらき。まとめてアップするあたり、年々、仕事が遅くなるTでした・・・。

<仮面ライターT>

2023.01.28「栗山監督出陣式」

うれしい、というより正直、ホッとしました。これで、戻って来てくれます、栗山英樹監督。なにしろ、「負けたら戻って来ない」と言って、出立したのですから。それも、これまで率いた北海道日本ハムファイターズではなく、WBC・侍ジャパンの監督ですから。

優勝を目指す、どころか、終わってみれば全勝優勝。直前の組み合わせ変更で、決勝がアメリカ戦というのは、考えてみればとてつもない演出でしたが、思えば、大谷翔平選手のファイターズへの入団が決まり、二刀流でいくことを、まだ非公式ながらテレビの問いかけで答えたのは、雪降る栗山で行われた優勝パレードの時でした。

今やアメリカでも知らない人はいない大谷をはじめ、ダルビッシュ有、伊藤大海、ソフトバンクに移籍した近藤健介とファイターズ出身・在籍者も大活躍。決勝の興奮については、改めて書くまでもないと思いますが今回のWBC、原点はやはり栗山にありました。というわけで、1月28日に栗山天満宮で開催された栗山監督出陣式、神社側からのようすをダイジェストで。ファイターズ応援曲の「白煌」、栗山みのり太鼓の代表曲「みのり太鼓揃い打ち」を演奏させていただきました。優勝すると信じ、待ちに待って公開(したわけではなく、遅れに遅れていたら、優勝がついてきました)。 

北海道ボールパークF.VILLAGEもオープンを控え、エスコンフィールドではオープン戦も始まるなど、話題満載の北海道日本ハムファイターズも、ますます応援して参ります!

ともあれ栗山監督、ほんとうにお疲れさまでした。並大抵の精神力、体力では務まらないと思いますが、そんななかでも、どこで話をしても変わらない自然体の熱さに、感動しました。まずは、夕張あんかけやきそばでも召し上がり、ゆっくりお休みください!

<仮面ライターT>

2022.12.30「打ち納め演奏会」

練習も再開し、イベント等での演奏機会も少しずつ増える一方で、いまだに警戒が必要ななか、栗山みのり太鼓では、1年の締めくくりとなる打ち納め演奏会を行いました。以前のように町の方々を広くお招きすることは、残念ながらできませんでしたが、侍ジャパンを率いる栗山英樹監督、佐々木学町長、吉田政和教育長が駆けつけてくださったほか、打ち手の保護者・関係者など大勢の参加をいただき、緊張のなかにも自然と演奏に力が入りました。

栗山みのり太鼓・会長よりごあいさつ。左列手前から吉田教育庁、佐々木町長、栗山監督。
まずは、栗山みのり太鼓の代表曲「みのり太鼓 揃い打ち」からスタート。
続いては、北海道大湖連盟合同曲「絆」。
こちらは、空知太鼓連盟の合同曲「北の賑わい」。
にぎにぎしいリズムが特徴の「雅曲〜『臨』」。
さらに、北海道日本ハムファイターズ、そして栗山監督の応援曲でもある「白煌」。
栗山監督から、1年の労いと活動への応援メッセージをいただきました。長靴がステキ!
終盤は、軽快で、楽しい響きの「錦祭」でにぎやかに。
トリは打ち手全員で「みのり太鼓 揃い打ち」で!
来年は、演奏活動も元に戻りますよう、そして、打ち納めには多くの方にお越しいただけますように。栗山監督を囲んで記念撮影。

まずはなにより、平穏で、健康な1年になりますよう、年越しの報告でした!

<仮面ライターT>

2022.10.10「和太鼓フェスティバルin静内

染退と描いて「シベチャリ」。これは、日高山脈を源流として太平洋へと注ぐ静内川のかつての名称なのだとか。その名を冠した「静内染退太鼓」の地元、新しだか町で、道内の太鼓団体が集結する「和太鼓フェスティバル」が開催されました。コロナ禍の影響で、実に3年ぶりの実施となった同フェスティバルに、各地から駆けつけた団体ともに、演奏を披露させていただきました。この日、参加したのは全部で11団体。久々に顔を合わせる仲間との、楽しい交流のひとときにもなりました……あれから3カ月。とうとう、年をまたいでのアップとなりました。まあ、引っ越しとかなにやらあった、というのは言い訳で、いやはや、すいません……。

演奏、トップバッターは、今回のフェスバルの共催団体でもある地元・静内染退太鼓の「出陣太鼓」「小熊」から。

賑やかで、力強い演奏をまさに出陣合図に、各団体の演奏が繰り広げられていきました。

新冠判官太鼓(新冠町)「いななき太鼓」「激流流れ打ち」「ホロシリ太鼓」
岩見沢ほろむい太鼓同志会(岩見沢市)「隆盛」
太鼓衆 多仲や一門(岩見沢市)「五大輪」
清流長都太鼓(千歳市)「青嵐」「龍牙」
くっちゃん羊蹄太鼓保存会 鼓流(倶知安町)「羊蹄太鼓 嵐」
帯広市 郷土芸能 平原太鼓(帯広市)「祭礼」「乱舞」

太鼓の演奏が続くなか、趣向を変えて「静内小唄」の披露がありました。昭和25年から活動する団体で、四季の風景を織り込んだ踊りが特徴です。

静内小唄の風雅な演舞
厚真郷芸保存会(厚真町)「厚載の響」「大河」

わが栗山みのり太鼓は、「白煌」と「みのり太鼓揃い打ち」の2曲を演奏させていただきました。

「白煌」
「みのり太鼓揃い打ち」
広尾陣屋太鼓保存会(広尾町)「大潮太鼓」「陣屋太鼓」
風雪太鼓(札幌市)「羅譜」「陽春」「潮音」

そして、大トリは地元、静内染退太鼓の躍動感あふれる演奏。

静内染退太鼓「絆・静内開拓物語」「浪・染退川風神渡り打ち」

延べ2時間におよぶ、個性と迫力に満ちた演奏の最後は、全北海道太鼓チームの合同曲「山彦」。お客さんの前で演奏できる喜びにあふれる打ち手の思いが伝わってきました! まだまだ、収束が見えないコロナ禍ですが、今年も和太鼓フェスティバルが無事、開催されますように。すごーく遅くなりましたが、会場にお越しいただいた皆さん、主催者の皆さん、そして太鼓団体の皆さん、ありがとうございました。

<仮面ライターT>

2022.08.13「ホテルパラダイスヒルズ盆踊り」

夏が暑くなったとはいえ、秋の彼岸も過ぎると一気に気温が下がるので、気が抜けません、北海道。油断すると、うっかり風邪をひいたりするため要注意の季節ですが、一方で、恋しくなりますね、温泉。ところで、温泉に浸かると思わず「うーん」とか「あ″ぁー」とか声が出ませんか。実際には聞いたことがありませんが、「極楽、極楽」というのは定番です。実は、それにはちゃんと理由があるのだそうです。8〜9世紀に伝来した仏教文化のなかに「仏説温室洗浴衆僧経(ぶっせつうんしつせんよくしゅうそうきょう)」(温室経)というのがあったのだとか。教義は「湯、風呂に入ると功徳が得られる」というもの。だから、極楽。温泉は、まさにパラダイス。パラダイス? ああ、忙しさにかまけ、忘れていました。思えば8月も中旬、盆踊りの太鼓を務めさせていただいたのでした、栗山みのり太鼓。慌てて、演奏のようす、アップします!

かつては「観光センター」という施設で、キジ料理が名物でした。現在は、町内外から知られる温泉施設です「ホテルパラダイスヒルズ」。
1曲目は「北の賑わい」。空知太鼓連盟の合同曲です。若手(?)が躍動!
続いては「錦祭」。ベテランの技が、賑やかさを演出します。

ところで、観ました? 札幌ドームの最終試合。北海道日本ハムファイターズが、真に道民のファイターズになった場所! 北広島に移っても、応援曲「白煌」で、陰ながら盛り上げます。

栗山元監督公認「白煌」です。
最後は、五穀豊穣の願いを込めた定番曲「みのり太鼓揃い打ち」で、勇壮に。

冒頭のポスターに戻ると、子供たちには、お菓子のプレゼント! だから、というわけではありませんが、演奏の後は、代わるがわる祭囃子に合わせて太鼓を打ちながら、輪に加わって子供盆踊り唄の輪に加わりました。コロナ禍で自粛、自粛のなか、久々に聴いた「ちゃんこ、ちゃんこ」の音色(「しゃんこ、しゃんこ」が正解、という話も)、心に沁みました。

パラダイスヒルズのみなさん、キャンプついでに応援してくださったみなさん、ありがとうございました。来年は、盆踊りもお祭りも、かつての賑わいがもどりますように。

<仮面ライターT>

2022.07.30「そらフェス4」

サスティナブル・デベロップメント・ゴールズ、というのが正式名称なのだそうです。近年、話題のSDGs。気候変動、資源の枯渇、格差や貧困などの問題についてみんなで解決に向けた活動を行い、持続可能な社会をつくっていこうと、国連で採択された17の開発目標のことです。でもね。なんとなくわかるけれど、よくわからない。だから、SDGsについて多くの人、特に若い世代に知ってもらおうと企業やNPOが開催しているのが「そらフェス」。17の開発目標について、楽しみながら学べるイベントです。3日間の会期の真ん中、本祭の景気付けにとご招待いただき、演奏させていただきました。会場は、岩見沢市の駅東市民広場・イベントホール赤れんが。初めての催し、初めての会場。ちょっと緊張しましたが、滅多に経験できない、大モニター付きステージにメンバー、興奮ぎみでした。

いきなり、コスプレーヤーが登場!! 本祭の開会宣言。びっくりしました。後ろではまだ打ち合わせ中・・・。
この日の演奏は「絆」から。太鼓から煙、ではなくスモーク! これもびっくり。
賑やかし、ということで、お次は「錦祭」。スモークもパワーアップ。
「錦祭」の勢いのまま、お次は「白煌」。絶好調です!
そして最後は「みのり太鼓 揃い打ち」。大きなモニターに演奏のようすが映るのは、なんだか不思議な感覚でした。

「みんなでサステナブっちゃお♪SDGsいわみざわ!」というサブタイトルがついたこの「そらフェス」。難しく考え込むのではなく、興味をもって、できることから行動してみよう、というテーマに共感しました。実行委員会のみなさま、関係者のみなさま、ありがとうございました! 

<仮面ライターT>

2022.07.23「くりやま夏まつり」

「あばた」といえば「えくぼ」だと思いましたが、違いました。アバター。仮想の分身、なんだそうですね。昭和30年代には、ありませんでしたから、わからないのは仕方ないとして、ようやく覚えたと思ったら、今度はメタバースとか。もちろん、阪神のバッターではなくて(昭和世代しか知りませんね)、3次元の仮想空間やサービス。アバターが出かけていって、買い物をしたり、一緒に仕事をしたりするそうです。60年代に、「社会というのは共同の幻想である」と言った吉本隆明(吉本ばななのお父さん)が、学生に殴られて「この痛みも幻想か」と言われたとか。話がそれました。メタバースがあれば、お祭りの中止もないのかなと考えたのは、3年ぶりに開催された「くりやま夏まつり」の会場でのこと。例年より規模は小さいものの、ようやく地元のお祭りで演奏できる喜びに、ちょっと興奮しながら代表曲を披露させていただきました。

少し前まで降っていた雨もあがり、人が集まってきました。
まずは、ごあいさつ代わりに、栗山みのり太鼓伝統の「みのり太鼓 揃い打ち」。町内でも親しまれている曲です!
続いては、北海道太鼓連盟合同曲「絆」。エンジンがかかってきました。
今度は、空知太鼓連盟合同曲の「北の賑わい」。軽快な曲想です。
こちらは、賑やかでちょっとユニークな「錦祭」。ヨッパライがモチーフです。
北海道日本ハムファイターズの応援曲「白煌」。すわ乱闘か、という状況を鎮めたBigBoss。さすがです。
ラストはやはり、「みのり太鼓 揃い打ち」。一糸乱れぬ演奏です。

太鼓といえば、祝い太鼓。地元のめでたいこと、めでたくないけど、頑張らなくちゃという時々にも、演奏されます。雨が蒸発してムシムシしたり、焼き鳥の匂いが流れてきたり、赤ちゃんがびっくりして泣いたり。そんな一つひとつは、メタバースじゃできないよな、と、演奏が終わって感じました。バチを落としたり、一拍ズレて後で叱られたり、うまくいって嬉しかったり。のっぺりとしたアバターにはない、生き生きとした子どもたちの演奏を、どうぞ温かく見守ってください。今後ともよろしくお願いいたします!

来年はまた、駅前通りジャックで開催できることを願って!

<仮面ライターT>

2022.06.26「のんのさんの縁日 初夏祭」

しぼったばかりの/夕陽の赤が/水平線から/もれている/苫小牧発/仙台行きフェリー……と、中学生には正直、意味不明でしたが、強い印象を受けた記憶があります。吉田拓郎の「落葉」。日本の音楽界に、センセーションを巻き起こし、先頃、引退宣言。なんだかショックでした。その「たくろう」の曲で自分No.1は「夏休み」。この季節になると、<麦わら帽子は/もう消えた>のメロディが、浮かんできます。

更新が遅くなると、前置きが長くなりますが(すいません)、北国に喜びをもらたしてくれる夏の到来を祝って曹洞宗大聖寺さん(栗山町継立)が独自に開催している「のんのさんの縁日 初夏祭」で演奏させていただきました。お笑いライブやゲームなど、数々のイベントの一つとして毎年、呼んでいただいてきましたが、コロナ禍によって中止に。今年は3年ぶり、お久しぶりの開催でした。栗山みのり太鼓がサポートさせていただいているYOSAKOIチーム「Re:Birth」さんも駆けつけてくれて、賑やかなひと時となりました。

3年ぶりの開催です。
まずは、北海道太鼓連盟の合同曲「絆」からスタート! 計5曲を演奏させていただきました。
続いては空知太鼓連盟合同曲「北の賑わい」。「Re:Birth」さんもスタンバイOKです!
今年は、Big Bossに釘づけ。北海道日本ハムファイターズ応援曲「白煌」。
2022年も残念ながら中止となった、小林酒造の酒蔵祭りにちなんだ「錦祭」。
演奏を締めくくるのは伝統曲「みのり太鼓 揃い打ち」。そしていよいよ……「Re:Birth」見参!
演舞と太鼓の躍動的な掛け合いに、大きな拍手をいただきました!

いつ降り出すか、といった風情の曇り空でしたが、太鼓が鳴っても雨は落ちて来ず、無事「任務」をまっとうすることができました。例年なら、これからが太鼓のオンシーズン。コロナ拡大を警戒しつつ、さまざまなイベント、お祭り等が無事開催されますこと、お祈りして、およそ1カ月前の活動報告でした(汗)。「Re:Birth」のみなさん、演奏を聴いてくださったみなさん、そして大聖寺さん、ありがとうございました!

<仮面ライターT>

2022.05.22「第17回 北海道和太鼓ユースフェスティバル」

「平成」に慣れるのにも相当、時間がかかった記憶のある昭和世代にとっては、なかなかなじめないと思っているうちに、早いもので、令和も4年。2018年9月に発生した北海道胆振東部地震から、もうじき丸4年ということを思えば、ほんとうにあっという間だった感じがします。ブラックアウトの教訓、なんてことがいわれていますが、現地の復旧・復興はまだ道半ばの部分も多いのだそうです。そんな話をしてくれたのは「厚真郷芸保存会」の畑嶋安雄代表。コロナ禍の影響で2年間、開催できなかった「北海道和太鼓ユースフェスティバル」。やはりコロナのおかげで、参加できない団体もあるなか、栗山みのり太鼓はなんとか、審査演奏に臨むことができました。

舞台にでっかい太鼓が並ぶだけで、ワクワクします。
演奏待ちもドキドキ・・・リラックスしています。

北海道太鼓連盟に加盟する道内21の太鼓団体が、将来を担う子どもたちと太鼓との結びつきを深める目的で、毎年、開催してきたこのユースフェスティバル。17回目となる今回は、畑嶋会長率いる厚真郷芸保存会の主催により開催されました。課題曲を競う審査演奏部門には同保存会と、わが栗山みのり太鼓が参戦。自由部門にはほかに「くっちゃん羊蹄太鼓鼓流」(倶知安町)、「ほろむい太鼓同志会」(岩見沢市)、「風雪太鼓」(札幌市)が参加して、とっておきのオリジナル曲を披露しました。と、なんだか新聞記事みたいですが、久々に集まった、お互い馴染みの太鼓団体。なんだか、懐かしくて、同窓会のような賑やかさでした!      

今年の課題曲は「絆」。前回の優勝団体「くっちゃん羊蹄太鼓鼓流」の模範演奏でスタート。
審査部門の、はじまり、はじまり。
先攻は「厚真郷芸保存会」。ピリリとしたいい演奏です。
満を持して、わが演奏! ドキドキが伝わってきます。

審査曲の後は、自由演奏。「みのり太鼓揃い打ち」を披露しました。

決めポーズ、揃いました!

審査部門の演奏が終わると、太鼓はちょっと休憩。ゲスト団体演舞として、「日本舞踊子ども教室」の子どもたちが、華麗な舞を披露してくれました。美しい扇子の舞、和音階の響きに、いやはや「感動した!」(古いですね)。

太鼓の響きが、舞に彩りを添えていました。

すっかり気持ちも和んだところで、後半は自由演奏部門。各団体、コロナ禍で練習もままならない時期もあったなか、ようやくの晴れ舞台、しかも仲間が見守るなか、いやがおうでも演奏に力が入るのでした。

トップバッターは、「くっちゃん羊蹄太鼓鼓流」。久々の、大迫力のジャンプ!
わが、みのり太鼓は「白煌」から。以下、赤法被特集です。
そして、〆は「みのり太鼓揃い打ち」
続いては「ほろむい太鼓同志会」。筋の通った演奏です。
兄弟分のようにさせていただいている「風雪太鼓」のかつぎ桶胴太鼓。お見事。
そしてラストは、今回の主催団体「厚真郷芸保存会」。附締太鼓にしびれました。

自由演奏の後は、北海道太鼓連盟合同演奏「春爛漫」。賑々しさと、初々しさが弾ける、春のようすがイキイキと表現された曲です。

出演団体の合同演奏。ようやく、演奏できる歓びに溢れていました。

迫力ある演奏の余韻が残る会場。いよいよ、審査演奏部門の結果発表--第17回の最優秀賞・北海道知事賞に輝いたのは「厚真郷芸保存会」! おめでとうございました。いい演奏でした、ほんとうに感動しました。

素晴らしい演奏、そして結果に、たくさんの拍手が沸き起こりました。

栗山みのり太鼓も、審査員特別賞をいただき、これからを背負う子どもたちにとって、大きな励みとなりました。演奏できたことに感謝するとともに、会場に足を運んでいただいた厚真町の皆さんにも、心からお礼を申し上げます!ありがとうございました。

会場となった厚真町総合福祉センター

<仮面ライターT>

2022.04.29「栗山公園開き」

記録的な大雪のなか、腹をこすって動けなくなった車を掘り出すのにうんざりしていたことも、エゾヤマザクラの開花を目にした途端、記憶からすっかり消え去ってしまった感じです。キャッシュレスの時代のなか、現金なものですね(うまい!と感心するところです)。すいません、なにしろほぼ、1年ぶりということで、どうぞ、お許しを・・・。

マスク着用、手指消毒、密を避けること、といった注意事項は相変わらずですが、それでもマンボウやらなにやらが、久しぶりにないゴールデンウィーク初日。まちに春を告げる「栗山公園開き」が無事、開催の運びとなり、わが栗山みのり太鼓も賑やかさに華を添えさせていただきました。

もうちょっとで満開の、SL広場

かすみがかった青空に桜、とはならず花曇りの空模様で、まだ寒さも残っていましたが、風もなく穏やか。町内外からの大勢の家族連れ、友人同士、カップル、あるいはソロキャン途中のライダーで賑わうなか、演奏開始です。栗山みのり太鼓のテーマ曲であり、昭和45年から演奏している「みのり太鼓 揃い打ち」から。

みのり太鼓 揃い打ち

続いては、栗山の主峰・御大師山(おだいしやま)の春を喜ぶ「北の賑わい」。空知太鼓連盟の合同曲です。

北の賑わい

栗山公園開きは例年どおりだったものの、4月中旬に行われていた栗山老舗まつりは2022年も中止・・・。無念の思いも込めて演奏したのは「錦祭(きんさい)」。老舗まつりの目玉の一つ、小林酒造の酒蔵まつりで、おいしいお酒を飲み、愉快な気持ちで帰るようすを表した曲です。

錦祭

続いては、平成24年に行われた栗山英樹元北海道日本ハムファイターズ監督のため作曲された「白煌(はくこう)」。栗山元監督、現在は、同チームで新設されたプロフェッサーというポストで選手の育成に力を注いでいます。2023年には「北海道ボールパークFビレッジ」も開業。栗山町からわずか30分!ますます目が離せない&みのり太鼓も応援を続けます。

白煌

さてさて、最後はやっぱり「みのり太鼓 揃い打ち」。オールメンバーで、さらに賑やかに!

みのり太鼓 揃い打ち

今回の演奏、スタートは12時半。お腹は空くし、なかよし動物園の山羊は見たいし、SLによじ登ったり、遊具でも遊びたい気持ちをこらえ(?)、ほんとうに大勢の方々に見ていただき、また、たくさんの拍手をいただきました。ありがとうございました! コロナの状況は予断を許しませんが、今のところ、年間の演奏機会も戻りつつあります。予定はホームページの「スケジュール」でお知らせしますので、またぜひ、演奏を聴きにきてくだい。改めて、よろしくお願いいたします。

追伸 およそ2年、ほとんど演奏ができないなか(なので、活動に参加しないなか)、新しいメンバーが続々と加わっています。実はTも知らない子どもたち、そして保護者の方もたくさん・・・。改めて、ご挨拶させていただきます(と個人的な告知でした)。

<仮面ライターT>