〝思えば遠くへ来たもんだ〟。
昭和生まれは、武田鉄矢さんの海援隊を思い出すかも知れませんが、ちょっと文学少女・少年だった方にとっては、中原中也の在りし日の歌、かも知れません。〝今では女房子供もち/思えば遠くへきたもんだ〟(頑是ない歌)の一節は、あれれ、気がつけば半世紀も生きてきたTにとっては、なんだかしみじみするのもがあります。昔を恋しく思うことがあっても、意志をもって進んでいかなきゃならないんだ、でもある時期の郷愁が・・・いやはや、切ない、切ない。
と、のっけから、わけのわからない話ですいません。つまりですね、故郷を離れてイロイロやってきたと思っていたのですが、その夕暮れの情景をみると、なーんだ、もしかすると何も変わっていない(変われていない)のかもしれないなと、思ってしまったわけです。やっぱり、わからないですね。
栗山天満宮秋季例大祭、そう秋祭り。駅前通りに居並ぶ露天、発電機の排気臭、揚げ物やら甘い匂い。そんなものに触れた途端に、あら不思議、中学やら高校時代の気持ちに、一瞬で戻ってしまい、万感の想いが湧いてきたというわけです。ですが、それもつかの間、今年の秋祭りは演奏回数も多く、さらに、札幌から「風雪太鼓」さん、倶知安からは「羊蹄太鼓保存会 鼓流」のみなさんが駆けつけてくれて、さらにさらに、よさこいの「Re:Birth登別・札幌」さんも登場!と、感傷に浸っているヒマもないほど忙しく、でもおかげで、例年にない盛上がり、充実感を得ることができました!
太鼓の演奏は駅前通りの三箇所で、その後、17チームが参加した「YOSAKOIソーランin栗山まつり」もあり、地元の皆さんはじめ、多くの方々に観ていただくことが、できました。この日の流れに沿ってダイジェスト写真でご紹介しますが、数が多いので、トイレを済ませてからご覧いただければと思います(そんなには多くないですが・・・)。
◎第1部(二番街商店街 かわもと靴店となり)
3団体が集まり、出待ちから賑やか!
<合同曲 山彦>
<羊蹄太鼓保存会 鼓流さん>
<風雪太鼓さん>
<栗山みのり太鼓>
1. 錦祭
2. 閃
3. 白煌
ガラガラ・・・。太鼓の移動中です。
◎第2部(3区商店街 白光堂楽器駐車場)
<羊蹄太鼓保存会 鼓流さん>
<風雪太鼓さん>
<栗山みのり太鼓>
1. 躍動
2. みのり太鼓揃い打ち
ガラガラ、ガラガラ・・・。太鼓の移動中です。次の会場は、JR栗山駅のそば。
◎第3部(4区商店街 K・KITANO&ギフトおかじま前)
<羊蹄太鼓保存会 鼓流さん>
<風雪太鼓さん>
<栗山みのり太鼓>
1. 雅曲〜「臨」
2. 白煌
3. みのり太鼓揃い打ち
「羊蹄太鼓保存会 鼓流」さんはこの日、夜に洞爺湖のリゾートホテルでのステージがあり、第3部を終えると、すぐに出発。大変なスケジュールのなか、本当にありがとうございました!
第3部の会場では、3団体の演奏後、「Re:Birth登別・札幌」さんが合流。よさこいで華やかに締めてくれました。
ふーっつ。ここまでスクロールしてくれた方、お疲れさまでした。ありがとうございます。
せっかくいらしたのですから、どうぞ最後まで! 夕方から夜にかけて開催された「YOSAKOIソーランin栗山まつり」の始まりですっ!
「YOSAKOIソーランin栗山まつり」が始まる前には、ビッグサプライズ! 高橋はるみ北海道知事が駆けつけてくれて、道内でも2番目に規模が大きい栗山の秋祭り、よさこいのメンバー、そして栗山が誇る(?)栗山監督率いる北海道日本ハムファイターズの優勝を祈願してくれました。Tは興奮のあまり、気がつくと写真、忘れてました・・・。
(註:この記事は、9月25日時点のものです。日ハムがどうなったかは・・・まだ分かっていません!)
ともかく、たくさん演奏させていただき、すっかり日が暮れたよさこいの時間になっても、すごい人いきれで、打ち手もずっと興奮状態。翌日の演奏(すいません、アップ、ちょっと遅くなりそうです)で顔を会わせると、みんなとってもいい顔をしていました。あちこち痛くて、たくさん寝たのに眠かったのはきっと、Tと代表だけです・・・)。
羊蹄太鼓保存会 鼓流さん、
風雪太鼓さん、
Re:Birth登別・札幌さん。
そして、大きな拍手と笑顔を届けてくれたたくさんのみなさん!
本当に、感謝、感謝です。また来年も、よろしくお願いいたします。
前を向いて行かなくちゃ、という元気をいただきました。
<仮面ライターT>