2018.04.15「ふるさと田舎まつり2018」

子どもの頃には嫌いだったものが、歳をとると食べられるようになるのは、味覚を感じる舌の感覚器・味蕾が減っていくからなのだそうです。早い話、味がよくわからなくなる、ということらしいのですが、そう考えると年齢とともに、いろいろ、あちこちの機能が低下するのも、まんざら悪くないか、という気もします。“ヤバい、間に合わない!”とか、“早くやらなくちゃ!”という感覚が、そういえば人生も半分を過ぎたころから少なくなって、これも記憶やら神経が鈍っているせいかな、と感じるし。だって、気が付けば雪がなくなり、新しい太鼓のシーズン。しかも久々に駆けつけたのだって、もう1週間も前。いやはや、早い早いなんて、熱心な読者(?)の方なら、もうお察しですね。のっけからスローモーな報告になっている、そうです、いいわけですね。すいません。

年齢のせいにしつつ、今シーズン第一弾の報告は、北の錦酒造の酒蔵祭りと連動して2016年から開催されている『ふるさと田舎まつり』。栗山をはじめ、夕張、由仁、長沼、南幌の一市四町のおいしいものやら情報が結集するイベント。そのスタートを飾る演奏を担当させていただきました。
あいにくの小雨模様、気温も平年より低く、冷たい風も吹くなかでしたが、地元の、駅前での演奏とあって、打ち手は朝からそわそわ。そして、元気に演奏がスタートしました。連敗で始まり、連勝を重ねるなど、まだ勝ちパターンの定まらない、わが北海道日本ハムファイターズに檄を飛ばす一曲から始まり6曲を演奏させていただきました。

<白煌>

<雅曲~「臨」>

と、2曲が終わった後で、ゲストが登場! 秋の太鼓フェスティバルでもお世話になった、倶知安の「羊蹄太鼓保存会 鼓流」の皆さんが、雪の峠を越えて(真っ白だったそうです)、駆けつけてくれました。お揃いの(カッコいい)太皷名入り衣装で、いつも通りの迫力ある演奏。地元栗山の皆さんも、そのパフォーマンスにくぎ付けでした。

<矢吹事務局長のご挨拶>



「土砂降りになるか、止むかです」。鼓流さんが演奏すると、そのどちらかなのだと矢吹さん。幸いなことに、後者でした! 雨も小降りになり、怒涛の4曲を演奏。鼓流さんの熱気に負けじと、バチを振り下ろしました。

<閃>

<北の賑わい>

<みのり太鼓揃い打ち>

<錦祭>

実はこの日は、札幌の風雪太鼓さん、今年もサポートさせていただく、よさこいのRe:Birthさんをお誘いしており、会場まで来ていただいたのですが、あいにくの雨模様ということもあり、演奏いただくことができず・・・本当に申し訳ございませんでした。

ということで、また太鼓の1年が始まります。道内行脚も、すでにいろいろ予定されています。もちろん、地元・栗山町での演奏も数々ありますので、みなさん、どうぞ聴きに来てください。よろしくお願いいたします!

<仮面ライターT>

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