先週末に残り2枚のリング皮をやっとのこと縫い上げました。
このリング皮は、12穴に設定しています。
1.4であれば10穴でも良いのですが、ばんばんに張って伏せ打ちも出来るようにと12穴にしています。
仮張りしたリング皮を12等分を表すケガキを入れます。
広告ちらし等を丸く切り取り扇状に折りたたみ12等分の場所に切り込みを入れて場所が分かるようにします。
今回は、透き色を塗っても目立たないオレンジ色のペンでしるしをしました。
しるしをした所に調べを通す穴が来るように縫い上げていきます。
縫い上る針穴をキリで開けておく必要があるので、針穴の型紙をボール紙で作り針穴を開けます。
後はどんどん縫うのみです。
続いて、内側の縫いですが、胴の歌口の外径より1cmぐらい大きめに縫い目を付けます。
型紙をあてて鉛筆で円をしるします。
円に沿って内側の縫い目をキリでした穴を開けてから縫い上げていきます。
表面から裏面、裏面から表面と針を入れていきますが、長時間やっていると注意力が落ちてきて表面から表面等方向を間違って通してしまい修正に時間が掛かってしまう事が多々あります。
針とたこ糸の接続の状況の性で、逆戻りさせると針からたこ糸が外れてしまい大変苦労します。
縫い終えたら仮張りのロープを外し乾燥させながら裏面の余った皮の部分を数回にわたり立てて乾燥を待ち余分な皮を切り取ります。