大締 補修

のびのびになっていた大締の補修をします。

まず、このリング皮を作った時の物と思われる皮の切れ端を作業場で見つけて置きました。 しわくちゃだったので1度水に浸して柔らかくしました。

リング皮の裏面に皮を貼り付けて補修します。

接着材は、前回と同じに膠(にかわ)を使用します。150504_1425~01

とても硬い物なので、ペンチで細かく裁断します。

切った時に弾けて飛んでゆくので、袋の中で裁断します。

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裁断した膠を容器に入れて水をひたひた程度に入れます。

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ちょっと水を入れすぎたので、膠を合計3,5本入れて数時間(3時間程度)置いてから加熱します。

膠の使用方法としては、鍋で煮るという記述がほとんどで、少量の加熱に向いていないと思い小さなガラス瓶に入れて電子レンジで加熱します。

たまたまあった牛乳の120cc程度の瓶がキャップ付きであったので、今回も使用しましたが、加熱に耐えられないガラス瓶もあるのでご注意下さい。

今回は、薄めの膠で仕上げたかったのですが、結局、剥がれた場合の補修が大変そうなので、いつもの濃い目で貼り合わせました。

貼り合わせる皮を破れた箇所に合せて裁断します。

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リング皮の破れた表面にテープを貼り膠が表面に滲み出るのを防ぎます。

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今回は、水で戻した皮なので補修箇所も水に濡らして置きました。

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膠を沸騰しないように少しずつ加熱し、たまたま中を割り箸などで掻き回しながら溶かし完全に溶けたところで、リング皮と補修皮の両面に塗り付けて貼り合わせました。

すぐさま、重石をのせて固まるのを待ちます。

150505_0820~01

膠を塗りつけている間にどんどん膠が硬化してくるので、急いで作業しなくては行けません。

1晩放置して置きましたが、貼り合わせ部分の皮が濡れ皮なので、重石を外し、表面のテープも外して陰干しにしています。

さて、どんな感じに仕上がるでしょうか?

明日以降、乾き具合を見て組み上げてみます。

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