8月より取り組んでいた桶胴太鼓が、本日完成致しました。
4台同時に桶胴を製作するのが初めてでしたが、何とか完成までこぎつけた事は自信になりました。しかし、同じ作業が続き、飽きてしまう事もありました。
同じ皮があと4枚あるので、時間の有るときにまた、再開したいと思います。
組み上げるパーツが揃いました。
1台目
2台目
3台目
4台目
リング皮を塗装しながら、調べ緒を染めます。
ここのところ使用している調べ緒は、以前ヤフオクで購入した麻ロープ8mmですが、マニラ麻ではないので毎回染めて使ってます。
桶胴、リング皮共に透き色を塗ったので、オレンジ色で染めます。
布を染める染め粉を使います。
オレンジ色が2つ半あったので1斗缶に水を6Lほど入れてキャンピングコンロで水を沸かします。
70℃ぐらいになったら染め粉を入れてよく混ぜます。匂いがきついので注意します。
後は、麻ロープを入れるだけです。
トラブル発生です。6Lの水ではロープ20mロープ、2巻きしか入りませんでした。しかだが無いので、2巻きづつ染めました。
コンロにかけたまま15分ぐらい置き水洗い。その後、次の2巻きを入れて染めていきます。
残念ながら2回目の染めロープは、よく染まっていませんでした。
よく水洗いした後、洗剤で洗った後のち乾かしました。
先週末に残り2枚のリング皮をやっとのこと縫い上げました。
このリング皮は、12穴に設定しています。
1.4であれば10穴でも良いのですが、ばんばんに張って伏せ打ちも出来るようにと12穴にしています。
仮張りしたリング皮を12等分を表すケガキを入れます。
広告ちらし等を丸く切り取り扇状に折りたたみ12等分の場所に切り込みを入れて場所が分かるようにします。
今回は、透き色を塗っても目立たないオレンジ色のペンでしるしをしました。
しるしをした所に調べを通す穴が来るように縫い上げていきます。
縫い上る針穴をキリで開けておく必要があるので、針穴の型紙をボール紙で作り針穴を開けます。
後はどんどん縫うのみです。
続いて、内側の縫いですが、胴の歌口の外径より1cmぐらい大きめに縫い目を付けます。
型紙をあてて鉛筆で円をしるします。
円に沿って内側の縫い目をキリでした穴を開けてから縫い上げていきます。
表面から裏面、裏面から表面と針を入れていきますが、長時間やっていると注意力が落ちてきて表面から表面等方向を間違って通してしまい修正に時間が掛かってしまう事が多々あります。
針とたこ糸の接続の状況の性で、逆戻りさせると針からたこ糸が外れてしまい大変苦労します。
縫い終えたら仮張りのロープを外し乾燥させながら裏面の余った皮の部分を数回にわたり立てて乾燥を待ち余分な皮を切り取ります。
カラスは、餌を探すのに苦労(Crow)する。
石を投げるとストン(Stone)と落ちる。
根っから、ネイティブな日本語を話す(というか話せない)Tは、世界の共通語とされる英語を覚えるのに、よくこんな語呂合わせ(?)をしていました。英語、というより、英単語ですね。お陰で、TOEIC3級まではいったのですが(たいてい、中学校でいきます)、それどまり。相変わらず日本語に磨きをかけています・・・。
でも、その伝で、秋という単語はすぐに覚えました。“おー寒”(Autumn)ですから・・・。
レベルの低い話はともかく、はや10月。稲やら玉ねぎやらの収穫もひと段落し、静かな季節。どこか物悲しくもなってきますが、この時期に毎年、開催されているのが、社会福祉法人水の会さんが運営する施設「泉徳苑」のおまつり。入居されている方、通所の方そしてご家族の方々と、地域の人たちが触れ合うにぎやかなこのイベントに、今年もお招きいただきました。
よさこいイベントの熱気も冷めやらぬ会場に到着すると、それはそれは、多くの方々。今年は、太皷との距離も近いレイアウトで、「さすがに音、大き過ぎるかな」と心配しましたが、どっこい、皆さん、さらに身を乗り出すように耳を傾けてくれました。
出だしの“ドド、ン”にはちょっと驚かれたようでしたが用意した5曲、演奏する側もあっという間でした。
2.みのり太鼓揃い打ち
と、4曲メドレーで演奏した後、泉徳苑まつり恒例の、メンバー紹介。普段、一人ひとりが紹介されることはあまりないので、ちょっと恥ずかしい、けれども誇らしい瞬間です。
締めは、日本ハムファイターズの応援曲。来季の活躍、期待してますっ(大谷さんの心機一転も応援!)
泉徳苑の皆さま、町の皆々さま、ありがとうございました。
寒さも募る季節、どうぞご自愛ください!
<仮面ライターT>