2017.09.09 ハローまつり

実るほど 頭(こうべ)を垂れる 稲穂かな

青々としてピンと立っていた稲も、穂先のお米が育つにつれて、お辞儀をするような格好になってきます。そのようすを、人も成長して知識や徳が高まるほど謙虚になる(べき)、ということに喩えた言葉。だんだん威張るようになっちゃうのは小人物。そうならないようにしなくちゃ、という戒めですが、唐突にこの言葉を思い出したのは、毎年、演奏させていただいている「ハローまつり」の会場に着いた時のこと。
社会福祉法人栗山ゆりの会さんが運営する、就労支援(B型)事業・生活介護事業所「ハローENJOY」の秋まつりなのですが、いつもはステージ替わりになっているトラックのウイング(横に開く荷台)が閉じていたのです。なんでも、油圧がおかしいとかで、結構な年代もののトラックだからなぁと見ているうちに、稲穂の話が浮かんだというわけです。トラックが謙虚になったわけでは、もちろんないでしょうが・・・古いトラックにも、刈り取りを間近にした田んぼからも、学ぶことがあるのだなぁなどど、ちょっとわけのわからないことを考えるのも、物想いの秋だから、ということにしておこうっと。

気を取り直して「ハローまつり」。
朝方の雨も止み、陽が差して一気に暑くなるころに、演奏開始となりました。

1.雅曲~「臨」

2.みのり太鼓揃い打ち

*ウイングの開かないトラックが後方に!

と、なんだかいい匂いがしてきました。おぉ、焼き鳥っ!

3.錦祭

4.白煌

ほんとうに、たくさんの拍手、声援をいただき、
念願の焼き鳥!と、恒例のおいしいカレーもいただいて、打ち手も秋まつりを満喫。
関係者のみなさま、会場のみなさん、ありがとうございました。

秋だからと、変な連想・妄想には気を付けなくちゃと反省もしたTでした・・・。

これも恒例、人気のまとあて。

<仮面ライターT>

2017 1.4尺桶胴製作-9

桶胴の内側に木材に塗ると強度が出る塗料のような物質を塗ります。

気安めかもかも知れませんが、木材に染み込み水分と反応して固くなるそうです。

桶胴の材料を貼り合わせた時にはみ出た木工ボンドには染み込まないんです。

胴の塗装は合成うるし塗料を用いて更に胴の強度を上げます。

天候が良いので本日2回塗りまで行きました。

ちなみに、うるし塗料の世界ではこの色を「透き」と呼ぶそうです。

塗料を購入した時(5,6年程前)、透明色よりクリアな色だと勘違いして購入しました。 しかし、下地の木目が透けて見えていい感じで良かったです。