亡くなった石田会長の会社で、鉄リングを製作して頂きました。
お昼に社長に連絡し制作を依頼したところ、夜の太鼓練習までには製作して届けて頂きました。 迅速な対応に感謝です!
早速、鉄リングを塗装し皮を縫う段取りをします。
その後、スパイラルチューブを巻きスズランテープでさらに巻きます。
スパイラルチューブを巻くのは、皮を衝撃から保護する為で、鉄と皮の間にスパイラルチューブを入れてクッションを持たせる意味が有ります。
さらに巻くスズランテープの意味は、縫う時の皮の滑りが良くなるようにしています。
今回使用する皮は、宮太鼓2,3尺(耳付き)なので、無理に鉄リングに巻き込む際、新しく穴を空けずに耳の穴を利用します。
いつも、皮を縫う時に外側の縫い締めるのに苦労していたので、裏側に引っ張ったロープのテンションを低めにして縫い締めが楽なようにしました。
鉄鋲(太鼓釘)の跡が裏側に平均的にあるのが見て取れます。
丁度、指を怪我した直後でしたので外側の縫い目に8時間、内側は3時間掛かってしまいました。