太鼓製作が進展していないので、すっかりネタ切れになってしまっています。
そこで、今までにこだわって作ってきた機材の紹介をします。
今回は、宮太鼓のやぐら台です。
10年程前にやぐら台に宮太鼓を乗せ10台前後を使用した曲を演奏していました。
訳あってその曲を演奏する事が無くなったのですが、折角のやぐら台ですので、今後、試行錯誤しながら生かして行こうと思います。
まず、基本となる形は太鼓団体関係者様に製作して頂いた物を改造して、1,5尺耳付き宮太鼓にしっくりフィットし、安定するようにしました。
問題点
1.太鼓を乗せる部分が鋲や耳に掛かるので安定しない。
2.やぐら台の高さがあるので、太鼓を打っている際太鼓が揺れる。
改善点
1.太鼓が乗る部分を狭くして、耳の内側の胴の部分にしっかり乗るようにする。
2.やぐら台の下を広げて安定させる。
太鼓が収まる箇所は、角が当たらないように台をアール加工し家具用のフェルトを貼り直接胴が当たらないように工夫して有ります。
足の幅をロープで制限する事で、台の高さを微調整する事が出来て、打ち手の身長に合わせる事が可能です。
最大の改良点は、太鼓を乗せる部分を胴の内側と外側とで足を分けた事で、とっても太鼓の座りが良く安定しました。